もみじ伐採と抜根にかかる費用・時期|伸び放題で放置するリスク3つ

もみじ伐採

もみじの木を伐採しようか検討しているなら、伐採と一緒に抜根をすることをおすすめします。伐採後の切り株を放置していると、害虫がわいて住宅にも被害を及ぼすおそれがあるからです。

しかし地中に植わっている根は、思いのほか広範囲に張り巡らされていることがあります。場合によっては重機が必要になるため、自分でやることは難しいこともあります。

ここでは、もみじの木を伐採・抜根するのにかかる費用についてご紹介していきます。もみじの伐採を検討している人は、ぜひ一度確認してみてください。

もみじ伐採にかかる費用

もみじの木は成長するにしたがって枝や葉を茂らせ、樹高が25mほどまで大きくなることもある樹木です。さらに、地中に生えた根が成長し、住宅の基礎に悪影響を及ぼすこともあります。

落ち葉の掃除が大変・近隣に迷惑をかけてしまっているなど、もみじの木の管理でお困りでしたら、伐採を検討してみるのはいかがでしょうか。

樹高のあるもみじの木を伐採する際は、伐採に対応する業者に依頼するのがおすすめです。ここからは、もみじの伐採にかかる費用について確認していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

もみじ伐採費用はいくらかかる?

もみじ伐採費用はいくらかかる?

もみじの木を伐採する場合、樹木の高さと葉張り(葉を含めた木の一番拡がっている部分の幅)によって変動します。さらに、業者によっては樹木の太さや、植わっている場所によって異なることもあります。

〇もみじの高さ

・0~3m未満の場合
  約3,000~6,000円

・3~5m未満の場合
  約6,000~20,000円

・5m以上の場合
  約20,000円以上(別途見積りが必要になることがあります)

上記の費用は、あくまでも伐採の作業のみにかかる費用の目安です。詳しい費用について知りたい場合は一度、業者に相談をすることをおすすめします。

伐採にかかるその他の費用

もみじの木の大きさによっては、重機などを使用して伐採する必要があります。そのような場合、伐採費用に加えて料金が別途必要になってきます。

・クレーン車

10トン:80,000~100,000円/1日

20トン:130,000~200,000円/1日

・ユンボ(ショベルカー)

1.5トン:20,000円/1日

7トン:35,000円/1日

10トン:50,000円/1日

上記はレンタルした時の費用相場になります。業者によっては自社で所有していることもあるので、重機を使用したとしても上記より安く済むでしょう。

また、伐採したもみじの伐採後の枝を処分してもらうのであれば、処分費用も別途必要になってきます。伐採した枝の量によって費用は変わってきますが、大体3,000円程度はかかるようです。

業者によっては、伐採と一緒に無料で引き取ってくれる場合もあるので、見積り時に確認しておきましょう。

伐採にベストな時期ってあるの?

樹木を伐採するにあたり、実は伐採に適さない時期が決められています。さらに伐採専用カレンダーといって伐採に最適な日が記されたカレンダーもあり、伐採に不向きな日は「大つち」や「小つち」と呼ばれているそうです。

これらは干支にもとづいて決められており、意味合いについては以下のとおりです。伐採に適した日は、大つちと小つち以外の日が該当します。

  • 大つち:甲子から数えて、7~13番目の7日間
  • 小つち:甲子から数えて、15~21番目の7日間

ほかにも、特別な暦日として「土用(どよう)」の日と、月の満ち欠けによっても伐採に関係があるとされているそうです。土用の日とは、立春・立夏・立秋・立冬より前の18日前後を指しています。

月の見え方と伐採は、月が「満月・下弦の月・有明月・三日月・上弦の月」に変化していく際に伐採の向き不向きが関係するそうです。そのなかでも、下弦の月から新月となる間が伐採に適した日と言い伝えられています。

しかしこれらは、必ずしもこれらの日に合わせて伐採をする必要はありません。ですが、昔から言い伝えられている時期ではあるため、樹木を伐採する際は参考にしてみるとよいでしょう。

伐採のタイミングは業者に相談しよう

上記で紹介しましたが、樹木の伐採にはタイミングが決まっています。さらに、木は水分や樹液を含んでいるため、伐採をする目的によって切り倒す時期を見極める必要があるのです。

伐採後に木材として活用する場合と、樹木の管理が困難になったことで伐採するときにおすすめのタイミングを紹介いたします。これから伐採を検討している人は、要チェックです。

〇木材として活用するなら…冬がおすすめ
理由:冬になると樹木は休眠期間に入るため、活動が止まります。活動や止ることで、樹液の分泌が減少し、幹が乾燥するため高密度の木材が仕上がります。

〇管理が大変なため伐採するなら…秋~春前がおすすめ
理由:冬になると木に含まれる水分や樹液が減少し、幹が乾燥することで重量が軽くなります。さらに、冬になると葉が落ちるため、伐採のときに葉を落とす作業を最低限に抑えることができます。

しかし、伐採をしたい人のなかには「早く伐採をしたい」「住宅への影響が心配なので、冬まで待っていられない!」などと思う人もいらっしゃることかと思います。

そんなときは、弊社が運営している伐採お助け隊にご連絡ください。24時間365日いつでも電話で対応しております。伐採をする時期についての相談にも受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

伐採をするときには抜根も必要です!

もみじの木を伐採し、処分も完了したら「抜根」もおこないましょう。根の処分だけなら自分でもできるのでは?と思った人もいるかもしれません。ですが、大きなもみじの木は根を広範囲に張っている場合があるため、素人が処分するのは困難なケースも多いのです。ここでは抜根を依頼した時にかかる費用や、根を放置するリスクについてみていきます。

抜根とは

抜根とは

抜根とは地中に残った切り株を、根ごと取り除く作業のことを指しています。伐採となんとなく似ている言葉ですが、その作業内容は異なるものです。

伐採は、地中に根を張った状態の樹木を、地面から約10cm上から切り倒す作業を指します。抜根は、切り倒したあとに残った根を処分する作業を指しています。では実際に伐採後の切株の抜根を依頼した場合、どのくらいの費用がかかるのかについて確認していきましょう。

抜根にかかる費用相場

抜根作業でかかる費用相場は、樹木の「幹の太さ」と業者が定めている「定額費用」のふたつによって変動します。業者によって定額費用は異なるため、詳細が知りたい際は直接業者に確認しましょう。抜根作業にかかる費用相場の目安は以下のとおりです。

〇もみじの幹の直径(一本立ちを前提としています)

・20cm未満の場合
  約2,000~8,000円

・21~30cm未満の場合
  約10,000~15,000円

・31~40cm未満の場合
  約15,000~20,000円

・40cm以上の場合
  約25,000円以上(別途見積りが必要になることがあります)

さらに、根が配管や住宅付近まで伸びていたり、コンクリートを突き抜けて伸びていたりすると、追加料金が発生する場合があります。これはプロが判断しないと見抜けないことが多いので、自分で判断はほとんどできないと考えましょう。

切り株を放置すると…

伐採後の切り株は、放置し続けることで次第に枯れていきます。しかし放置している間に、シロアリが発生するおそれがあります。

切り株にシロアリが発生すると、湿気が溜まりやすい住宅へ侵入するかもしれません。シロアリが住宅で繁殖すると、床下や柱、屋根などのあらゆる木材を腐らせてしまうので、早めに切り株は処分するようにしましょう。

伐採と抜根は一緒に依頼するのがオススメ!

伐採や抜根作業をするには、それぞれ費用がかかってきます。樹木の伐採をする際に、抜根も依頼できる業者も多いため、一緒に頼んだほうが効率的です。なぜならそれぞれで依頼をしてしまうと、その都度処分費用や出張費などがかかってしまうからです。伐採お助け隊では伐採と抜根に対応している業者を紹介可能です。お気軽にお問い合わせください。

もみじを伸び放題にしておくリスク

もみじの木は手入れをせず、伸び放題にしているといくつかのリスクが発生することがあるのです。ここではもみじの管理をせず、放置する危険性をみっつ解説していきます。管理が難しからといって放棄するのではなく、伐採をして未然にトラブルを防止しましょう。

【リスク1】住宅に被害を及ぼす

【リスク1】住宅に被害を及ぼす

もみじの木は成長速度が早いため、定期的な手入れをせず放置すると、枝や葉がどんどん伸びていきます。もみじの生えている場所によっては、自宅や近隣の住宅へ被害を及ぼすおそれがあるので、しっかりと手入れをして管理することが大切です。

【リスク2】葉っぱの掃除が大変になる

もみじの葉は秋から冬にかけて落葉するため、こまめな掃除が必要となります。秋にはとてもきれいな葉色を見せてくれるもみじですが、冬の訪れとともに落葉していきます。それらの葉を放置することで、ムカデなどの湿度を好む虫たちの住処になりかねません。景観的にも、落葉してしばらく経った葉っぱは汚く感じるでしょう。落ちた葉は放置せず、掃除をしてきれいな状態を保ちましょう。

【リスク3】ご近所トラブルにつながる

もみじは樹高のほかに、根も大きく成長させる樹木です。そのため、成長していくことで枝や根が隣の住宅へ侵入してしまうこともあるのです。

隣の敷地内に侵入してしまうと、トラブルのもとにもなりかねないため、定期的に手入れをして気をつけましょう。ご近所とのトラブルを起こさせないためにも、伐採をして未然にトラブルを防ぎましょう。

巨大化して手に負えなくなる前に…

もみじの木を育てるにあたり、トラブルを発生させないためにも、放置せずしっかりと手入れをする必要があります。手入れをする時間がない・もみじの木が実家にあるが、なかなか帰省できず放置してしまっているなど、心当たりのある人はいらっしゃいませんか?

管理が難しいと感じている人がいましたら、この機会に伐採をしてみてはいかがでしょうか。伐採についての相談や、依頼に関する費用など、お電話でいつでもお待ちしております。

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