シマトネリコに虫が発生!種類と駆除の仕方・害虫対策もご紹介

シマトネリコ

シマトネリコは、どんな場所でも育ちやすいことから庭木として人気の高い植物のひとつです。シマトネリコは、害虫に強いといわれていますが、被害がまったくないとはかぎりません。そのため、害虫がついたらしっかりと駆除して、再発を予防することが大切です。

この記事では、シマトネリコに虫が発生した場合の、駆除方法と予防方法についてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。正しいお手入れをして害虫の発生を防ぎ、より長くシマトネリコを楽しみましょう。

シマトネリコで害虫発生!?見つけ方と種類

シマトネリコは、害虫に強いといわれていますが、すべての虫がつかないとはいいきれません。なぜなら、害虫にはさまざまな種類があり、シマトネリコが苦手とする虫も存在するのです。そのため、シマトネリコに虫がついているか確認するための見つけ方と、どんな種類の虫がつきやすいのかご紹介します。

シマトネリコの特徴

シマトネリコに虫が発生!種類と駆除の仕方・害虫対策もご紹介

シマトネリコは、1年を通して、青々とした葉を楽しむことができる植物です。また、比較的育てやすいことから庭木としても人気があります。夏に白い小さな花が咲き、季節によって葉の色合いが変化するのが魅力のひとつです。

害虫の見つけ方

シマトネリコに害虫がいるかどうか確認するには、葉を見ればわかります。なぜなら、シマトネリコにつきやすい害虫は、葉を好んで食べてしまうからです。そのため、葉の状態で害虫がいるかどうか確認することができます。

・葉にかじられたような跡
葉がかじられたような跡があれば、害虫がいると考えられます。そのため、葉が欠けていたり穴が空いていたりしたら虫がいると疑いましょう。

・葉の表面に黒い粒
葉の表面にある黒い小さな粒は、害虫のフンの可能性があります。害虫の種類によっては粒の大きさが異なります。また、大量に黒い粒があるときは、害虫の幼虫がいる可能性が高いです。

害虫の種類

シマトネリコにつく害虫の種類は、ハマキムシ、スズメガ、シマケンモンがほとんどです。では、それぞれの害虫の特徴を見ていきましょう。

・ハマキムシ
ハマキムシは、ハマキガ(蛾)の幼虫です。おもに、葉をくるくるとまいて、その中に巣を作るのです。ケムシのような見た目をしており、おもにまいた葉の中で生活します。そのため、葉が丸まっていたらその中にハマキムシがいる可能性が高いです。

・スズメガ
スズメガは蛾の1種で、シマトネリコにはおもに幼虫がつきます。見た目は、種類によって緑や黒、茶などさまざまです。イモムシのような見た目をしていますが、毛がふさふさで、しっぽに特徴があります。しっぽに角のようなものがあれば、スズメガの幼虫だと見分けることができるのです。

・シマケンモン
シマケンモンは蛾の幼虫で、全体的に緑色で毛の量が少ない見た目をしています。おもに葉の裏側にいることが多いです。葉を食べるスピードが比較的早いため、知らないうちに葉がなくなっているといったケースも少なくありません。

害虫は、放置しておくと葉が食べられてしまい、見た目が悪くなるおそれがあります。そのため、見つけたらすぐに駆除することが大切です。次の章では、害虫の駆除方法についてご紹介します。

シマトネリコで発生した害虫の駆除・予防方法

シマトネリコで害虫が発生したらすぐに駆除しましょう。害虫は、葉を食べてしまうほか被害が大きいと枯れてしまうおそれがあります。そうならないためにも、自分でもできる駆除方法をご紹介します。また、ふたたび害虫が発生しないための予防法についても解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

シマトネリコについた害虫の駆除方法

シマトネリコに虫が発生!種類と駆除の仕方・害虫対策もご紹介

シマトネリコについた害虫を駆除するには、いくつか方法があります。ここでは、誰でも簡単にできる駆除方法をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

・殺虫剤
虫が小さいのであれば、殺虫剤が効果的です。蚊やハエなどの殺虫剤でも効果がありますが、園芸用殺虫剤を使うことをおすすめします。なぜなら、園芸用殺虫剤は植物に影響がないような成分が含まれるため、木を傷める危険性が低いです。そのため、いつ害虫を発見しても駆除できるように常備しておくとよいでしょう。

・剪定
サイズの大きい幼虫や虫を発見したら、剪定するのがよいでしょう。虫が大きいと殺虫剤の効果が薄く、時間がかかるおそれがあります。そのため、数が多いときは、枝を剪定するほうが比較的早く駆除することが可能です。虫が少ないのであれば、割り箸などで捕獲して駆除しましょう。

害虫の予防対策

害虫の駆除ができたら、再発防止のための予防をしましょう。予防をすることは、駆除する手間が軽減されるだけでなく、植物をより健康に保つためにも大切なことなのです。そのため、しっかりと予防をして管理しやすいシマトネリコに育てましょう。

・殺虫剤
シマトネリコの害虫予防としてもっとも効果が高いといわれているのが殺虫剤です。園芸用の殺虫剤を機の全体に散布することで、害虫を予防することができます。殺虫剤の種類には、簡単に作業できるようスプレータイプのものや、効果をより持続するタイプのものがあります。そのため、目的にあった殺虫剤を使って予防していきましょう。

・剪定
シマトネリコは、成長すると葉が生い茂ってくるため、剪定することで害虫予防につながります。害虫は、枝や葉の密度が高いところを好むため、剪定して風通しをよくしましょう。剪定バサミなどで混みあった枝を切って整えてください。

しかし、剪定になれていない人は、どの枝を切ればよいか判断が難しい場合があるかと思います。害虫被害で困っている人や、シマトネリコ自体を伐採したいと考えている人は、プロの剪定業者に相談してみてはいかがでしょうか。

弊社は、全国にいる害虫トラブルに対応している業者と提携しているため、お客様のご希望にそった業者を派遣することができます。剪定しようか伐採しようか判断できない場合は、プロに相談して解決していきましょう。

シマトネリコで起きるその他のトラブルって?

シマトネリコは、害虫だけでなく、病気にかかるケースも少なくありません。病気が発症した場合は、放置しておくと枯れてしまうおそれがあるため、すぐに適切な対処をおこないましょう。早めに対処することで、被害を最小限に抑えることができます。ここでは、シマトネリコがかかりやすい病気と対処法についてご紹介します。

シマトネリコがかかりやすい病気

シマトネリコに虫が発生!種類と駆除の仕方・害虫対策もご紹介

シマトネリコがかかりやすい病気は、すす病です。すす病の症状は、おもに葉にあらわれます。葉の表面が黒く変色するほか、いびつな形をしたらこの病気を疑いましょう。すす病は、カビの1種が原因の病気であるため、放置すると周囲にも広がっていきます。見つけたらすぐに対処しましょう。

葉の変色といえば、シマトネリコは葉が赤くなる場合もあります。「これもすす病みたいな病気なの?」と思われる方もいるかもしれませんが、病気ではありませんので安心してください。葉が赤くなるのは、寒さの影響なのです。シマトネリコは暑さに強いですが、寒さには弱いのです。そのため、急に寒くなると葉が赤くなることがあります。

シマトネリコを育てていて元気がなく枯れそうだと感じたら、アリが発生している可能性があります。夏をすぎたあたりからアリを見かけることが多くなったら、根の周辺で巣を作っている可能性が高いです。そのまま放置しておくと、シマトネリコが枯れてしますおそれがあるため、すぐに駆除しましょう。

病気の対処法・予防法

シマトネリコが病気になったときは、症状が出た枝や葉を剪定して被害が拡大しないようにしましょう。再度病気にさせないためにも、定期的に剪定するようにしてください。剪定することで、風通しがよくなったり枝に日光が当たりやすくなったりします。枝葉が込み合ってきたら剪定して整えてあげましょう。

アリが大量発生したら、殺虫剤などで駆除しましょう。アリが土の中に巣を作ると、巣との距離が近い場合、じょじょに根が弱ってしまうおそれがあります。根が弱くなると植物に栄養や水分が行き渡らなくなるおそれがあり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。そのため、こまめにシマトネリコを観察して、被害が拡大しないようにしていきましょう。

シマトネリコが病気にかかってしまったら、すぐに剪定して被害を広げないようにしてください。自分で手入れをするのが不安なときは、業者に依頼して対処してもらいましょう。

また、これ以上手入れするのが困難な場合や、枯れてしまってどうすることもできない状態の場合は、業者に依頼して伐採するのもひとつの方法です。弊社にご依頼いただければ、ご要望にあった伐採をおこなえる業者を手配させていただきます。どんな状態の植物でも現地で実際に確認し、最適な方法を提案させていただくのでご安心ください。シマトネリコの剪定や伐採のことで何か困っていることがあれば、弊社に一度、電話でご相談ください。

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