銀杏の木の伐採する|大きく育ったイチョウの木はプロにおまかせを!

銀杏の木の伐採

銀杏の木は、公園や学校などによく植栽されています。そのため、目にする機会はよくありますが、庭木としての扱い方は知らない方も多いのではないでしょうか。

銀杏の木は、大きく成長するため、不要になった際の伐採がとても困難です。素人が安全に伐採をおこなうことは難しいので、プロに伐採を依頼するのが賢明です。

そこで本記事では、銀杏の木の特徴と伐採方法について、どのように銀杏の木伐採をおこなうのかを解説していきます。また、伐採を業者に依頼する際の費用や業者選びのポイントまで詳しくご紹介します。

さらに、やむを得ず銀杏の木を伐採しなければならない方のために、盆栽として銀杏の木を楽しむ方法についてもご紹介します。

銀杏の木・イチョウの木の特性を知ろう

伐採をおこなう前に、銀杏の木の特性を知り、伐採の際に注意すべき特性がないかを確認してみましょう。

また、生えている場所によって銀杏の木の管理者は異なるので、伐採を依頼する先も異なります。公有地・私有地それぞれについて、伐採の依頼先をご紹介しますので、正しい依頼先に相談しましょう。

銀杏の木・イチョウの木の特徴

銀杏の木の伐採する|大きく育ったイチョウの木はプロにおまかせを!

銀杏の木は、公園・学校・街路樹などに植えられていることが多い木で、大きいものは40メートル以上の高さまで成長することがあります。柔らかくて加工しやすいという特徴があり、家具や将棋の駒など、さまざまなものをつくる木材として活用されています。

また、銀杏の実は食材として好んで使われることがある一方で、地面に落下した銀杏は独特のニオイがして、苦手意識のある人もいます。

銀杏の実は、好んで食べる方でも注意すべき点があります。実の外側にある外種皮という柔らかい部分には、直接触れてはいけません。肌に触れると皮膚がかぶれてしまうおそれがあるので、実を拾うときは手袋やビニール袋などを使って、直接肌に触れないように扱うことをおすすめします。

生えている場所と伐採依頼

銀杏の木に限らず、木は生えている場所によって管理者が異なります。そして、伐採は各管理者がおこなうことなので、木が生えている場所によって、伐採の依頼先も異なるのです。

・公有地の場合
公園や学校、街路樹などの公有地に銀杏の木が生えている場合は、市や学校などの各施設に担当者がいるはずです。公共の場に生える銀杏の木伐採が必要だと思ったら、各施設に連絡し、担当者に伐採の依頼をおこないましょう。

・私有地の場合
家のお庭などの私有地に銀杏の木が生えている場合は、その家の住民に管理責任があるので、住民が直接業者に連絡して伐採を依頼する必要があります。

秋に色づく葉を鑑賞するのはよいですが、銀杏の実は安易に触れると皮膚がかぶれることがあるので危険です。銀杏のニオイが苦手だという方もいるでしょう。

大きく成長した庭の銀杏の木を伐採するのは、実の有無に関わらず難しいことです。安全に伐採作業を行うために、業者に依頼しましょう。

木の伐採が初めてという方でも、弊社にご相談いただければ、しっかりの銀杏の木の状態などをお聞きして、プロの伐採業者をご紹介します。

銀杏の木・イチョウの木を伐採したい

伐採することが決まったら、必要な道具や伐採の手順を確認しましょう。庭木の伐採は、正しい方法でおこなわなければ、木が倒れて人や建物などに危害を加えるおそれがあります。

とくに、銀杏の木のような大きな木を素人が自力で伐採する場合は、そういった事故が起こる危険性が高くなります。少しでもケガや事故の危険性を減らすために、使用する道具や伐採の手順は、しっかりと覚えておきましょう。

伐採をする前に準備するもの

銀杏の木の伐採する|大きく育ったイチョウの木はプロにおまかせを!

伐採には、適した服装と必要な道具があります。どのようなものを準備する必要があるのかご紹介します。

・防護服
伐採する木はもちろん、周囲の木にも注意が必要です。腕や足などをケガしないよう強度のある防護服を用意しましょう。また、木が倒れる際に素早くその場を離れなければならないので、軽くて動きやすい素材であることも重要です。

・防護メガネ
チェンソーやのこぎりで木を切る際に、細かい木くずが飛散します。そういったものが目に入らないよう隙間のない防護眼鏡を着用しましょう。

・ヘルメット
枝を落とす際や木を倒す際に、太くて強度のある枝が頭に直接落ちることのないように、ヘルメットで常に頭を守りましょう。

・チェンソー
伐採する木を切るために使用します。幹に刃が引っかかると、自分に跳ね返ってケガをするおそれがあります。必ず説明書などを読み、正しい方法で使用しましょう。

・のこぎり
枝を落とすときなど、チェンソーが使用できないときに木を切るために使用します。効率よく作業を進めるために、切れ味のよいものを用意しましょう。

・ロープ
倒したい方向にある木にくくりつけて、決めた方向に木が倒れるよう引っ張って調整します。銀杏の木のように大きな木に使用する場合は、余裕をもって10メートル以上のものを用意することをおすすめします。

・スリングベルト
伐採する木にくくりつけて使用します。滑車を使ってロープとつなぎ、木を倒す方向を調整しましょう。

・滑車
木を倒す方向を調整するときに使用します。ロープとスリングベルトをつなぐ役割をします。

伐採の手順

伐採をおこなうときは、作業を始める前に周囲の確認をしましょう。伐採する木の高さの2倍くらいの範囲には、「人や車がいないこと」「建物や電線などの障害物がないこと」を確かめます。そして、人や車がとおる可能性がある場所では、監視役を用意して作業時間中に人や車がとおらないように整備しましょう。

周囲の状態に問題がなければ、作業を始めます。まずは伐採する木の周りの雑草や枝、石などを撤去します。足元に障害物があると、木から離れる際に足を引っかけて転倒するおそれがあるので、小さな障害物まで見逃さないようにしましょう。

次に、木を倒す方向を決めるのですが、もっとも人どおりや障害物が少ない方向を選びましょう。そして、伐採する木にスリングベルをつけ、倒す方向にある別の木にロープをくくりつけます。その2つを滑車でつないでしっかりと固定しておきましょう。

ここまで準備が整ったら、チェンソーで幹に受け口と追い口と呼ばれる切り込みを入れます。受け口は木を倒す方向に45度の角度をつけて入れ、追い口はその反対側にまっすぐ切り込みを入れます。

まず先に受け口をつくります。幹の太さの3分の1の深さまで切り込みを入れましょう。受け口ができたら、次は追い口です。追い口は、受け口のやや上に切り込みを入れるのですが、このときに幹の直径の10分の1は残すようにしましょう。

自力での伐採を難しいと感じたら

チェンソーの取り扱いや木を安全に倒す方法などは、頭で理解することができても、実践するのは簡単なことではありません。

そして、もしも手順をひとつでも間違えば、取り返しのつかない事故につながるおそれもあるのです。そんな危険をおかしてまで、無理に作業する必要はありません。自力での伐採を「難しい」「不安だ」と感じたら、業者への依頼を検討しましょう。

銀杏の木の伐採費用と業者選びのポイント

伐採を安全におこなうには、業者に依頼することが最善の方法です。しかし、伐採は頻繁におこなうものではないので、費用や業者選びのポイントなど、わからないことも多いでしょう。

ここでは、不安などなく業者に伐採依頼ができるよう、伐採費用がどのように決まっているのか、実際に伐採にかかる費用の相場、納得のいく業者選びのポイントをご紹介します。

伐採費用の基準と相場

銀杏の木の伐採する|大きく育ったイチョウの木はプロにおまかせを!

伐採費用は、木の高さを基準にしていて、3メートル未満が低木、3~5メートルが中木、5~7メートルが高木というようにわけられていることが多いです。

費用相場は、低木が3,000~6,000円ほど、中木が6,000~13,000円ほど、高木が18,000~30,000円ほどになっています。7メートルを超える高さの木に関しては、費用の相場が決まっていません。業者ごとに別途見積りになるので、大きな木の伐採を考えている方は業者に確認を取りましょう。

ご紹介した費用は、伐採のみをおこなった場合の費用相場です。根まで抜き取る抜根や、伐採した木の処分などを一緒に依頼する場合は、その分追加料金が必要になります。

費用に差がつくポイント

伐採費用の基準となるのは木の高さですが、一概にそれだけで費用が決まるとはいえません。費用に差がつく2つのポイントがあります。

・重機の使用
ひとつめは重機を使用するかどうかです。大きな木の伐採は、人力だけでは難しく、木を支えたり持ち上げたりするのに重機を使用することがあります。その場合は、伐採費用に加えて重機の料金が追加になります。

・作業の難易度
もうひとつは作業の難易度に違いです。足場の悪い場所や障害物の多い場所は、作業の難易度が上がります。難易度の高い作業は、人員が多く必要であったり、事故の危険性が高かったりするので、その場合も費用は高くなります。

費用が高くなるような作業は、特別な資格や事故が起こらないようにするための技術が必要です。木の先端に手が届かないような高さの木を伐採するときは、無理をせずに業者に依頼しましょう。

業者選びのポイント

業者選びのポイントは大きくわけて2つです。それぞれどのような点に注意して確認すべきなのか解説します。

・わかりやすい見積り
重要なポイントは見積りです。依頼者には伐採の見積書を見慣れている方がほとんどいないことでしょう。そのため、何にどの程度の費用がかかっているのか、一目で内容が理解できるような見積りをつくる業者がおすすめです。

また、不明点があったとしても、質問すればわかりやすく説明してくれるのであれば、信頼できる業者といえるでしょう。

・サービス内容
伐採をおこなう際には、「抜根は必要か」「伐採した木の処分は誰がするのか」など、伐採以外にも作業が必要なケースがあります。

しかし、業者によっては抜根や木の処分を請け負っていないこともあります。業者がどのようなサービスをおこなっているのか、インターネットや業者へ連絡するかして事前に調べておきましょう。

上記のポイントを確かめる場合、ひとりで業者を探すことからおこなうのは手間がかかります。そんなときに利用していただきたいのが、弊社のサービスです。弊社に相談していただければ、お悩みに添って最適な対応をする業者を紹介することができます。

銀杏の木・イチョウの木の盆栽の作り方

「銀杏の木は好きだけど、大きな木のお手入れはできない」という方は、盆栽にして楽しむことができます。銀杏の木は、水やりを少し忘れたり日あたりがあまりよくなかったりしても、問題なく育つので初心者でも育てやすい植物なのです。

盆栽用の植木鉢に種をまいて育てるのですが、種は銀杏の木伐採や剪定のタイミングで落ちた実から取り出すことができます。ただし、銀杏の実は雌の木にしかなりません。葉の形を見て、真ん中の切れ目が浅ければ雌、深ければ雄の木なので、葉をよく見て判断しましょう。

もしもご自宅の木が雄だった場合は、お店や通販サイトなどで種を購入して盆栽を作りましょう。

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