伐採した木の処分はどこに頼めばいいのか。おすすめの方法を解説!

タイトル1 伐採した木の処分はどこに頼めばいいのか。おすすめの方法を解説!

大きくなってしまった木は伐採だけでなく、処分にも大きな苦労がともないます。そのままどうしていいのか分からずに、放置してしまっていることはありませんか。

伐採した木を放置してしまうと、じつは大きなリスクをともないます。そのため、適切な木の処分方法を知っておくとよいでしょう。今回は、伐採した木の処分方法、放置することで生まれるリスク、自治体のごみ回収を利用する方法を解説していきます。

さらに、伐採した木の有効活用についても触れていきます。ぜひ本記事を読むことで、困ってしまった木の処分方法の参考にしてみてください。

伐採した木は放置厳禁!処分における問題点

伐採した木の処分は、早めにおこなっておくことが大切です。伐採した木を放置することは、大雨によって木が流されるおそれや害虫を発生させてしまうリスクもあるのです。

放置することで生まれるリスク

放置することで生まれるリスク

雨に濡れた木材はとくに湿気が溜まりやすくなっており、そのまま放置していると腐ってしまいます。シロアリは、腐った木材を好むため、放置した木に発生する場合があるのです。

また、森林で伐採した木を放置しておくと、大雨で川まで流されて、水路を詰まらせてしまうといった事故が起こることも考えられます。保有林だからといって、伐採した木をそのまま放置しておくことはおすすめできません。

近隣にも迷惑がかかることが

シロアリが発生し、エサとなる木が尽きると近隣の家へとエサを求めて住処を移動させるおそれがあります。そのため、自分の家だけでなく、近隣の建物に迷惑がかかることも十分に考えられるのです。

また、家の周りは、屋内より乾燥している場合も多く、シロアリは乾燥を嫌いますので、地中から屋内へと侵入してくるかもしれません。地中からの侵入は、シロアリの発生に気づきにくく、知らない間に屋内での被害が拡大するおそれがあります。もしも被害が深刻だった場合、倒壊のおそれもありますので伐採した木の放置はやめましょう。

とくに困りがちな「幹」の処分

木の処分の仕方は、各自治体によって違います。枝などの小さく細い木であれば、可燃ゴミの日にまとめて捨てることができます。しかし、太い幹や長すぎる幹は、小さく加工することがむずかしいため、可燃ごみとしてゴミ出しできない場合が多いようです。

このように処分に困りがちな幹ですが、自治体によっては、ひもで束ねておくことで回収してもらえることもあります。また、不要になった幹や木の枝は加工して有効活用する方法もあるようです。

伐採した木の処分方法1:自治体のごみ回収

伐採した木の処分方法として、自治体のごみ回収を利用する方法があります。小枝や葉など細かくすることで可燃ごみとして回収してもらうことができるようです。ただし、各自治体によってルールは違い、量や太さによっては回収できない場合もあります。

ゴミ袋に入る小枝や葉は可燃ごみとして出せる!

ゴミ袋に入る小枝や葉は可燃ごみとして出せる!

一般的にゴミ袋に入る小枝や葉などであれば、可燃ごみとして回収してもらうことができるようです。その際は、小枝を細かく裁断し、30センチ程度にしておくとよいでしょう。ただし、木の捨て方は各自治体によってもルールに違いがありますので注意が必要です。

枝はひもで縛って出せるところも

自治体によっては、不要になった枝木や芝生など、収集をおこなってくれることもあるようです。ただし、収集の際は、一本あたりの長さ、束に縛る際の直径、葉や草は透明のポリ袋などに詰めるなど、出し方の決まりがあるので注意が必要です。また、直接ゴミ処理場に持ち込むことも可能です。

回収する枝の太さには限りがある

回収される枝の太さには限りがあり、太すぎる枝は回収対象外になることが多いようです。理由として、小さく裁断して加工することもむずかしく、可燃ごみとして出すこともできません。そのため、粗大ごみ扱いとなり回収してもらえないこともあるのです。

一度に出せる量にも限りがある

伐採した枝の多くは、小さいサイズであれば、可燃ごみとして回収してもらうことが可能ですが、自治体が定める量によっては、一定の量を超えると回収されないことがあります。そのため、可燃ごみとして出す場合は、何回かに分けて枝を出すことをおすすめします。

ごみ処理場への持ち込みは有料!

処理したい枝が多く、ゴミ袋に入りきれない場合は、ごみ処理場へ持ちこむ方法もあります。その際は、運ぶことさえできれば、伐採した枝を引き取ってもらうことができます。

ただし、搬入は重量によって手数料がかかる場合があるので注意が必要です。また、ごみの種類によっては、引き取り可能な曜日など違いがあるので事前に確認しておくとよいでしょう。ほかにも、処分に困った木などは、捨てるだけでなく加工して活用することも可能です。

伐採した木の処分方法2:加工して活用

伐採した木は、処分するだけでなく加工して有効活用することもできます。DIYとして再利用することや細かくチップ状にして、たい肥にすることもできるのです。ただし、伐採したばかりの木は加工には向いていないなどの注意点もあります。

ガーデンシュレッダーで枝を細かくしよう

ガーデンシュレッダーで枝を細かくしよう

枝の処理にガーデンシュレッダーを使う方法があります。ガーデンシュレッダーとは、枝木を細かく砕いてチップ状にすることができる機械です。

チップ状に枝を細かくできれば、使うごみ袋の量を減らせるだけでなく、細かく手作業で裁断するなどの手間も省くことができます。また、チップ状にした枝木は肥料として活用することもできるのです。

伐採した木でたい肥をつくろう

伐採した木でたい肥をつくる場合、木を腐らせる過程が必要となり、サイズの大きい木を腐らせるには、長い時間を要します。しかし、ガーデンシュレッダーで、細かくチップ状にした枝木に、馬糞やおからなどの天然資材や人工の化学資材を使えば、木を早く腐らせることが可能です。これは、チップ上の枝木に資材を混ぜることにより、発酵をうながしているためです。

伐採した木を売ることはできる?

伐採した木を活用する方法はほかにもあり、木を売ってしまうこともできます。しかし、実際には、専門の知識や技術が必要なため、木を売ることはむずかしいとされています。

また、売る以外にも、近年ではDIYとして木材を必要とする方や工作用に使う場合もあるので、引き取ってもらうという方法もあります。

庭の伐採した木は工作に使える?

庭で伐採した木は工作目的として使われることがあります。しかし、伐採したばかりの木は生木とよばれており、水気を多く含むため、加工後の変形を避けるためにも、一度木を乾燥させておく必要があるでしょう。

伐採した木の加工アイディア

伐採した木を加工し、いすや柵などに加工することもできます。必要な木の量はつくりたいものによって違いますが、不要になった太い丸太や切り株をのこぎりなどで加工し、有効活用することができるのです。

また、自分で木を伐採できない方や活用する方法がない方は、業者に伐採と処分依頼をセットでおこなうとよいでしょう。

伐採と木の処分は同時に依頼しておこう

伐採した木の処分は、業者に依頼することもできます。その際は、伐採と同時に処分も依頼するとお得です。また、業者に依頼することで、ごみ捨ての際の手間も省けるなどのメリットがあります。

伐採と木の処分は別料金のことが多い

伐採と木の処分は別料金のことが多い

業者に依頼した場合、伐採と木の処分は別料金となることが多いのです。木の処理は簡単なものではなく、木の量によっては、一度の搬入で終わらないこともあります。

また、サイズによっては細かく切って運び出すなどの作業が必要になることもあるでしょう。作業にあたる人数や伐採した木を運び出す重機など、費用がかさむことが原因にあるのかもしれません。

木の処分だけ依頼すると割高になることも!

たとえば、伐採のみを引き受けている業者に木の処分を依頼した場合、伐採にかかる費用と同等の費用となり、結果として割高となってしまう場合があります。そのため、業者に伐採を依頼する場合は、伐採と処分は同時に依頼することをおすすめします。

伐採時に処分まで依頼すると…?

業者であれば、木の伐採だけでなく、処分も一緒に依頼することができるでしょう。伐採にかかる費用だけでなく、処分の費用もかかりますが、多くは伐採にかかる費用の半額程度で木を処分してもらえるそうです。

別の業者に処分を依頼するより、同じ業者に伐採時に処分まで依頼したほうが費用が安くなる可能性があるのです。また、業者であれば自分でごみ出し方法を考えることやそれにともなう加工の手間を省くことができます。

伐採した木の処分費用目安

庭木一本ごとの伐採にかかる費用相場として、高さ3メートル~5メートル以内であれば、1万5千円~2万円程度となることが多いです。そのため、一般的には、処分と伐採を一緒に依頼した場合、5千円~1万円程度に収まることになるでしょう。

ただし、木の本数が増えることで、作業員や木の重量、運び出す重機にも違いがでることで、料金は変動するのでしっかりと確認が必要です。また、伐採と別で処分を依頼した場合は、伐採と同等の費用になることがあります。

自分で庭木を伐採することは苦労がともなうでしょう。大きくなってしまった木であればなおさらですよね。かりに、伐採がうまくいったとしても、そのまま木を放置することはリスクが高くなるためおすすめできません。伐採した木は処分する必要があるのです。

業者であれば、木の伐採だけでなく、その後の処分までおこなってくれるでしょう。木の処分に困ったときは、ぜひ弊社にご相談ください。お客さまのご希望に合った業者を紹介することができます。

まとめ

伐採した木を放置することは、大雨などで木が流されるなどの危険だけでなく、害虫発生のリスクを高めてしまうおそれがあるので注意が必要です。自治体によってルールに違いはあるものの、伐採した木は可燃ごみとして回収してもらえる可能性があります。

その際は、何度かに分けてゴミ出しをおこないましょう。あまりにもまとめて大量にゴミ出しすると、回収してもらえないかもしれません。

伐採から処分まで一括で希望される場合は、業者に相談してみましょう。弊社では伐採に関するお困りごとについて、お電話にてご相談お待ちしております。

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