ハゼの木の伐採は業者に頼むと安心!かぶれの危険・気になる費用は?
ハゼの木はウルシ科の木で、人によって程度は異なりますが、アレルギー症状でかぶれや痒みが出ることがあるため注意しなければならない木です。そのため、ハゼの木の伐採は業者に依頼するのが安心です。
ここでは、業者への依頼を検討する際に気になる費用や選びかた、ハゼの木とよく似たウルシ科の木についても解説していきます。ウルシ科の植物の特徴なども知り、アレルギー対処にぜひ役立ててください。
目次
ハゼの木の伐採を自分でやるのは難しい
ウルシ科のハゼの木は、どんな特徴をもった木なのでしょうか。ハゼの木の特徴や触れる際の注意点をみていきましょう。
ハゼの木はどんな木?
ハゼの木はウルシ科の落葉高木で、季節の変わり目などに定期的に葉を落とす木です。高木といわれていて、10メートルほどまで成長するといわれています。温暖な気候で育成されていることが多く、日本では九州から沖縄にかけての地域に分布しています。
春ごろには小さな花が多く咲き、秋ごろには紅葉も楽しむこともできる木なので、庭木としても人気がある植物のひとつです。ハゼの木は、枝分かれがあまりなく、枝先に葉が集まるのが特徴です。葉は緑色で先がとがっていて、縁はギザギザしていません。
また、ハゼの木は「リュウキュウハゼ」という別名をもっています。沖縄から入ってきた木のためリュウキュウハゼと呼ばれているそうです。
ハゼの木はかぶれの危険がある
ハゼの木は、ウルシ科ということもありウルシよりも量は少ないですが毒成分をもっています。肌に樹液が触れてしまうと、かぶれの原因になるおそれがあります。痒みや赤い斑点といった症状があらわれる場合があるので、アレルギー体質の人は注意しましょう。
ハゼの木を放っておくと……
ハゼの木は、成長が早いといわれています。とても丈夫で、放っておいても育っていく植物です。育てやすく、盆栽などでも楽しむこともできる植物ですが、庭木として根付くと根絶が困難といわれています。植える予定もなく生えているようなら、早めに伐採しましょう。
ハゼの木の伐採は業者へ
ハゼの木は、痒みなどのアレルギー反応を引き起こすおそれがあるので伐採する際は、注意が必要です。業者に依頼するほうが安心でしょう。弊社では、ハゼの木の伐採をおこなっている業者を紹介しています。弊社にお任せいただければ、安全・スムーズに対応いたします。ハゼの木の伐採にお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
ハゼの木の伐採を業者に依頼するには
ハゼの木の伐採を検討している方のために、どんな業者に依頼すればよいか、費用や作業内容を紹介します。ご自身のニーズに合った業者を見つける参考にしてください。
どんな業者に依頼すればいい?
木の大きさにもよりますが、剪定をおこなっている業者や植木屋、解体業者など、多くの業者が木の伐採に対応してくれるようです。伐採の知識や経験のある業者に依頼するのが安心でしょう。
自分でハゼの木の伐採をすることもできますが、ケガ防止や作業後の木の処分に困らないためにも、プロの業者に依頼するのが無難でしょう。
伐採作業の内容
ハゼの木を伐採する作業内容を簡単にみていきましょう。作業内容の流れを知っておくと、業者にも安心して依頼できます。伐採をおこなう際は、事前に現地で打ち合わせをし、見積りを出してもらうようにしましょう。
【伐採手順】
手順1.お祓いをする
一般的に伐採をするときは、お祓いをします。決まりではありませんが、木には御霊が宿るといわれているので、お祓いをおこなう業者が多いようです。
手順2.伐採する
作業をスムーズにおこなうために、はじめに余分な枝を切り落としておきます。そのあとは、ゆっくり木を切っていきます。伐採する際は、少し長めに切り株を残しておくと根を引き抜く作業が楽になります。
手順3.処分する
伐採がおわったあとは、木の根を引き抜いていきます。最後に自治体のルールに従って、木を処分していきます。業者に依頼している場合は、業者におまかせしましょう。
業者に依頼するといくらかかる?
伐採の費用相場は、下記の通りです。
- 高さ1.5メートル程度の低木…5,000円 /本
- 高さ3メートル程度の中木…15,000円 /本
- 高さ3メートル以上の高木…30,000円 /本
ハゼの木の伐採の費用は、木の大きさによって異なります。また、伐採の費用は明確なものがないので、業者によって変動します。適正な費用を知るためには、複数の業者から見積りをとり比較してみましょう。見積りを比較し、気になる点はすぐに確認することも大切です。
業者を選ぶ際にチェックするポイント
適した業者を選ぶポイントは、複数の業者から見積りをとることです。内訳が詳しく明記されているかなどを確認してみましょう。現地で見積りを出してもらうのが理想です。
金額以外にも、作業内容の確認や伐採以外にかかる費用も確認しておくと安心です。自分のニーズに合った業者を選びましょう。伐採を検討されている方は、弊社の紹介する業者で見積りをとることをおすすめします。丁寧な見積り、接客対応でハゼの木の伐採のサポートをいたします。
ハゼとよく似たウルシ科の木
ここまでは、ハゼの木の伐採について解説してきました。最後に、ハゼの木とよく似ているウルシ科の木の見分け方をみていきましょう。特徴を知ることで、アレルギーなどの対処に役立つでしょう。
ウルシ
ウルシは、枝先に緑色の無毛の葉が集中しているのが特徴です。5月~6月には、黄緑色の小さな花をつけ、秋ごろになると、赤みがかった葉に変色し紅葉を楽しむことができます。
ウルシは、四季を楽しむことができますが、樹液に触れるとかぶれてしまうおそれがあります。人によっては、ウルシが近くにあるだけでもアレルギー症状があらわれてしまう場合があるため注意が必要です。
ヤマウルシ
ウルシと同じで、ヤマウルシも枝先に葉が集中しています。葉の特徴は、下部が小さく丸みを帯びています。表面はざらつき光沢がなく、裏面はこまかい軟毛があります。小さな葉は先端がとがっているものが多く、葉の大きさも左右不揃いなのが特徴です。
ウルシ科の植物なので、ウルシと同じく触れてしまうとアレルギー症状があらわれるおそれがあります。
ヤマハゼ
ヤマハゼは、卵状の長楕円形をした葉をつけています。葉先は、長めでとがりがあるのが特徴です。ヤマウルシと違い、やや光沢のある葉で裏面には、軟毛があります。5月~6月には、小さい花を多く咲かせ、秋ごろには葉に赤みがつくので四季を楽しめる植物です。
ウルシほどひどくはありませんが、ヤマハゼもアレルギー症状を引き起こしやすい植物です。体調がよくないときなども、近づかないほうがよいでしょう。
ヌルデ
ヌルデの特徴は、10枚ほどの複数の葉で構成されているところです。葉の軸に翼があり、軸部分をみることでウルシ科なのかを調べることができます。ヌルデの葉は、長楕円型で葉の縁がギザギザしたのが特徴です。
ウルシ科の植物の中では、アレルギー症状は出にくいようです。アレルギー症状は出にくいですが、直接、樹液に触れるとかぶれる場合もあるので、アレルギーが気になる方は、触れるのを避けましょう。
かぶれが心配な木の伐採は業者へ
ハゼの木などのかぶれの心配がある木は、伐採を業者に依頼するほうが安心でしょう。ハゼの木の伐採やかぶれの心配がある木の伐採を検討している方は、弊社の紹介する業者にご依頼ください。
プロの業者に依頼することによって、安全に伐採、処分することができます。弊社の紹介する業者は、丁寧・安全に作業をおこないます。困りごとがある場合や伐採の相談がしたい方は、弊社にお気軽にお問い合わせください。
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