伐根は自力でできるの?やり方の手順や難易度について解説します!

伐根 自力

庭に生えている木を抜根したいと思っても、自力でやろうとするとなかなかの根気と労力がかかります。理由は、木の根は思っている以上に地中に広がっていることが多いためです。

慣れない作業で想像以上に疲れてしまったり、ケガをしてしまったりすることもあります。そのため自分で作業をおこなう前には、抜根の手順など最低限のことを知っておくとよいでしょう。

そこでこの記事では、抜根の手順や注意点についてご紹介します。抜根を業者に依頼したときの費用相場についてもまとめてみました。抜根が自力でできるのかどうかをしっかりご判断するためにも、参考にしてください。

抜根を自力でやるなら「根気」が必要

抜根とは、木を根ごと抜きとる作業をいいます。抜根を自力でおこなうのは大変といわれていますが、その理由についてご説明します。

抜根に根気が必要なのはなぜ

抜根に根気が必要なのはなぜ

大きく成長している木ほど抜根作業は大変だと思われる方も多いのではないでしょうか。しかし幹が細い木でも、根は深く広く生えていることがあります。地中の四方八方に広がっている根を掘り起こし少しずつ取り除いていかなければなりません。単純ですがとても根気のいる作業となり、時間や労力がかかります。

抜根だけではなく、抜根のあとには根の処分もしなければなりません。そのまま放置しておくと、シロアリの住処になるおそれがあるためです。業者によっては、抜根を依頼すると処分までしてくれる業者もあります。自分で処分するのが面倒な場合はそのような業者に依頼し、抜根から処分まで任せるとよいでしょう。抜根を自力でおこないたい方のために、抜根手順や処分方法ものちほどご紹介します。

業者に依頼するメリットや費用について

抜根を自力でおこなうことが大変そうだと思った場合は、業者に依頼するとよいでしょう。四方八方に広がった根をすべて自分で取り除くには、かなりの時間と労力がかかります。業者に依頼すれば、時間や労力をかけることなく抜根してもらうことができます。

抜根を業者に依頼したときの費用相場は、幹の太さが15センチメートル~30センチメートルの場合は3,000円~5,000円ほどとなります。31センチメートル~50センチメートルの場合は7,000円~20,000円ほどが相場となり、対象となる木の種類や幹の太さ、抜根をする場所の状況によって金額が異なります。

また業者によっては、抜根のみをおこなうのか、そのあとの処分なども含まれているかなど作業内容も異なります。幹の太さによっては重機を使う場合もあり、その場合は別途費用が発生することもあります。依頼する前には無料見積りや現地調査を依頼して、作業内容や費用を確認するとよいでしょう。

抜根を自分でやる方法

抜根を自分でおこなうときには、抜根に必要な道具なども自分で揃えなければいけません。抜根に必要な道具や終わったあとの処理方法、注意点についてみていきましょう。

抜根に必要な道具を揃えよう

抜根に必要な道具を揃えよう

まずは抜根するときに必要な道具をご紹介します。

・シャベル、スコップ
抜根する木の回りを掘るときに使用します。

・のこぎり
地中の根は長く伸びていることも多いです。長く伸びた根はのこぎりで切りながら作業をおこなうと抜根しやすくなります。

・軍手
滑り止めの付いた軍手であれば、作業がしやすくなるだけでなく、ケガ防止にもなります。

・除草剤
抜根が終わったあとに使用します。残った根が成長するのを防ぐためです。

抜根に必要な道具を揃えたとしても、やみくもに作業をしていては余計に時間や労力がかかってしまいます。ケガを防ぐためにも、抜根手順を確認しておきましょう。

抜根手順

抜根をするときは、幹の周辺から少し離れたところを内側に向かってスコップで掘っていきます。一カ所のみを掘るのではなく幹の回り全体を掘ることで抜根しやすくなります。

根が見えてきたらノコギリで根を切り取っていきます。まわりの根を切り落としたら、幹を押したり引いたりしながら揺らしましょう。木が揺れやすくなったら引っ張って幹を抜きとります。

抜根した庭木を別の場所に移植したいと考えているのであれば、根を傷つけないように抜根をする必要があります。無理に抜根をしてしまうと根が傷つき成長の妨げになるおそれがあるので、移植したいと考えている場合は業者に依頼したほうがよいでしょう。

抜根が終わったあとの処理や注意点

抜根が終わったあとは除草剤を撒きます。これは、根が残ってしまったとしても、枯らして成長しなくするためです。ただし、除草剤を撒くと周辺に生えているほかの植物も枯れてしまうことがあります。植物を育てているときには撒く範囲に注意しましょう。

抜根した木をそのままにしておくと、シロアリの住処になるおそれがあるため、処分しましょう。小さく切り分けることができれば、ごみとして出すことも可能です。地域によってゴミのルールが異なるので、地域の自治体に確認するとよいでしょう。

【要注意】竹の抜根は難易度高め

【要注意】竹の抜根は難易度高め

抜根する植物によっても難易度は変わってきます。サツキなどの背の低い植物は根の張りが浅い場合が多いため、比較的抜根がしやすい植物といえます。一方、難易度が高い植物として竹があげられます。

竹は地下茎を伸ばす植物です。竹の地下茎は他の植物よりも太く、広い範囲に伸ばします。場合によっては3メートルほどの深さまで伸ばすことがあるのです。

生命力も強いため、抜根したとしても根が残っているとそこからまた竹が伸びてくることがあります。そのため、竹を抜根するときには土を掘り起こし、根をすべて取り除かなければなりません。手作業ですべての根を取り除くことは大変なので、竹の抜根作業には重機を使用するのが一般的です。

抜根を自力でおこなうことは可能ですが、時間や労力がかかります。竹のように重機を必要とする場合もあるため、自力での作業に不安があるかたもいるのではないでしょうか。そんなときは業者に依頼するとよいでしょう。業者であれば重機を必要とするような抜根でも対応することが可能です。

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