伐採のコツまとめ。木の伐採や抜根をDIYする方法!準備と手順は?

伐採のコツまとめ。木の伐採や抜根をDIYする方法!準備と手順は?

あなたはご自宅の庭木の伐採、きちんと行っていますか?木の切り株がほったらかしになっていたら、それは注意信号。庭木は切り株のままでも、常に成長をし続けています。そのため、ただ伐採するだけでなく、切り株を伐根することも重要なのです。

この記事に目を止められた方は、おそらく木の伐採や伐根について、普段から気になっていらっしゃった方でしょう。庭木の伐採・伐根は、やろうと思ったときが吉日です。思いついたときに始めなければ、長い間そのままにしてしまいがちです。

今回はそのような方に向けて、庭木の伐採や伐根について詳しくまとめてみました。庭木の伐採・伐根方法や費用に関しても触れています。そろそろ庭木の伐採や伐根をしなければ、とお考えの方は、ぜひご覧ください。

庭木の伐採や伐根の必要性とメリット

伐採は庭木を美しく保つのに、必要不可欠です。庭全体としても、伐採を行ったほうが見ためのバランスよくなります。また庭木に枝が生い茂ってしまうと、害虫がつきやすくなったり、木自身の病気のもとになってしまいます。

切り株は意外と放置してしまう方が多いのですが、伐根することも重要です。伐根をしておけば、シロアリやハチなどの害虫発生を防ぐメリットもあります。

害虫は枯れ木などの中で、冬を越します。そのため害虫の冬眠を許してしまうと、建物に棲みつくリスクを高めることにもなりかねません。面倒だからいいやと伐採や伐根を怠ると、ケガや害虫被害のリスクが大きくなるため、先送りにせずにやっておくべきです。

【木の伐採】DIYに挑戦!その方法と手順は

【木の伐採】DIYに挑戦!その方法と手順は

木の伐採をDIYすることも可能です。こちらでは、木の伐採の方法と手順をまとめてみました。

◇伐採DIYに必要な道具と装備

伐採を行うには、きちんと入念な準備をすることが必要です。まずは、伐採DIYに必要な道具と装備をご紹介しましょう。

・電動のこぎり
伐採に不可欠な道具です。使いかたを誤ると、思わぬケガをすることもあります。扱いかたには慎重になりましょう。インターネットなどで、数千円から数万円で購入できます。

・防護服
電動のこぎりでケガをする危険から、身体を防護するために着用します。

・防護メガネ
木を伐採するときには、木くずが素早い速さであちこちに舞い散るため、目に刺さる危険があります。防護メガネなどなくても大丈夫と思っている方は、注意しましょう。防護メガネは、いざというときにあなたの角膜を守ってくれます。

・ヘルメット
木の伐採は高所に上って作業をするので、必ずヘルメットが必要です。不可抗力が働き、万が一落下しないとも限りません。もしもに備えて、万全を期して臨みましょう。

・手のこぎり
電動のこぎりでは上手く伐採できない細かい部分には、手のこぎりを使います。

・ロープ、くさび、滑車、スリリングベルト
これらの道具は、木を一定方向に倒すときに必要になります。ロープは長めのものを用意しておくと安心です。

◇自分で木を伐採する方法

では早速、木を伐採する方法をご紹介していきましょう。

1.木を切り倒す方向を、あらかじめ決めておく
あらかじめ木を切り倒す方向を決めておかないと、人や建物がある方向に謝って倒れる可能性もあります。事故や被害を起こさないためにも、木が倒れていく方向を想定しておきましょう。

2.電動のこぎりで木を伐採していく
木を伐採していくときは、ご自身の肩の高さ辺りまでいったん伐採し、そのあとで根本からやや上の辺りを伐採すると、後でスムーズに処理できます。まず木を倒す方向に【受け口】という垂直に切込みを入れ、そのあと反対方向から【追い口】と呼ばれる水平な切り込みを入れていきます。

3.木を切った後は、可燃ごみとして処分します。

以上のような方法で、木を伐採していきます。慣れないと危険を伴いますので、くれぐれも入念に準備をして、安全に気を付けて作業を行うことが大切です。

伐根DIYのポイントと手順

木の切り株は地上から見ていると小さく見えますが、根は深く張っているので作業はなかなか難しいものです。伐根は意外と手間のかかる作業であるため、伐根をしたことのある方はあまりいらっしゃらないかもしれません。しかし、ご自分で伐根DIYをすることも、不可能ではありません。こちらでは、切り株の伐根のDIYの方法をご紹介します。

◇伐根DIYに必要な道具と装備

まずは、伐根DIYに必要な道具と装備をご紹介します。伐根には電動のこぎりこそ要りませんが、準備をきちんとしておくことで伐根がしやすくなります。

・軍手
手を保護するために、軍手をしましょう。

・シャベルやスコップ
大きめのシャベルやスコップを用意し、手で掘っていきます。

・手のこぎり
根は太く長く伸びていることが多いです。そのため、根を切る手のこぎりがあると作業がしやすくなります。

・除草剤
根の生命力は強いので、除草剤で根を枯らしてから伐根します。

◇自分で伐根する方法

ではいよいよ、ご自分で切り株を伐根する方法をご紹介していきます。

1.除草剤を塗っておく
木の本体を伐採しても、根が枯れないと伐根が困難になります。そのため除草剤を伐根の数日前に、切り株に塗っておきます。こうすることで根まで枯らすことができ、伐根がしやすくなるのです。

2.シャベルやスコップで掘る
根の周辺の土をシャベルやスコップを使って、木の全方向から掘っていきます。もし可能ならば高圧洗浄機を使うと、根についている土を取り除くことができるので、労力を減らすことができます。

3.手のこぎりで根を切る
根が見えてきたら、手のこぎりで切ります。こうしておくことで、最終的に根を抜くとき軽くなり、より伐根がしやすくなります。

4.最後に根を抜きます
根の周囲を掘っていき、根がぐらぐらして抜けそうな気配がしてきたら、抜きます。このとき、根に体を引っ張られたり、根で手などを切らないように、十分安全に気をつけながら抜きましょう。

伐採や伐根ってどこまで自分でできるの?

伐採や伐根ってどこまで自分でできるの?

費用を押さえたいので自分でやりたい、という方もいらっしゃるでしょう。しかし、木の伐採や伐根作業に慣れていない方だと、ケガの危険もあるので注意が必要です。それでは伐採や伐根は、どこまでDIY可能なものなのでしょうか。

◇伐採、伐根DIYの限界ライン

高い木を伐採するには、高所での作業が必要となるため、より危険も高くなります。そのため、ご自分でDIYが可能なラインというのは、3メートル前後の木までが目安です。

高さのある木は重量もあるので、より処理に手間がかかるといえます。例え切ることができても、個人でゴミを出すのにはなかなか労力がかかります。そのため、木の伐採、伐根の作業が初めてという方や不安がある方は、プロに依頼したほうが安心といえるでしょう。

また森林を所有している方が森林の木を伐採する時は、市町村長への届出が必要です。これは森林法で定められていますので、きちんと届出をしておきましょう。

伐採・伐根のプロがやってくれること

伐採・伐根のプロに依頼すると、どのような作業をしてくれるのでしょうか。

◇大木の伐採だけでなく敷地全体のお手入れをしてくれる
プロに頼むと、あらゆる庭木の剪定や伐採・伐根、植え替え、生垣の刈込、草刈り、芝刈り、雑草予防の相談といった、庭のメンテナンスに関わるあらゆることをやってくれます。個人ではなかなか手間のかかるのが、庭木の手入れです。

◇大変な伐採後処理も任せられて楽!
伐採業者を利用すれば、アフターケアも任せられます。草や木、土などの処理は量が多くて大変ですから、プロにお任せしたいところです。しかし、せっかく作業してもらっても、後から思いがけないトラブルに見舞われることも。

きちんとしたアフターケアのある業者なら、作業後の相談にも対応してくれるため安心して依頼することができます。24時間対応の業者を選べばいつでも相談できるので、とても便利です。

木の伐採や伐根にかかる費用はどれくらい?

伐採や伐根をプロに依頼した場合の、費用はどれくらいなのでしょうか。

◇伐採と伐根の費用について
伐採なら根は抜かないため、伐採費用のみで済みます。しかし伐根まで行うとなると、伐採してからの作業となります。そのため、伐採と伐根両方の費用がかかることを覚えておきましょう。伐採にかかる費用は大きく分けると、作業費と処分費です。

作業費には、伐採にかかる機械の費用や人件費が含まれます。伐採した木は、そのままの大きい状態では捨てられませんから、細かく切って処分場に移動する必要があります。処分費とは、木を捨てるときにかかる費用のことです。

伐採にかかる費用は、業者やその現場の状況などによっても変わってくるようです。一般には、数千円~数万円が相場となっています。

伐根に関しても、個々の状況によって費用は変わってくるものです。そのため、現地で必ず見積もりを取ってもらいましょう。その際、追加料金がかかるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

◇伐採も伐根も安くする方法がある!
よくあるのが、木そのものが不要であるのに伐採のみで済まし、伐根をしないで根を放置してしまうケースです。木は根だけでも、生きています。伐根をおろそかにしてしまうと、根の成長を放置してしまうことになりかねません。

いよいよ伐根を考えた時は根の成長が進んでいて、伐根費用が余計にかかってしまうこともあるのです。伐採を考えた時と同時に伐根もしておけば、費用を抑えることができます。

より安い業者を探すには、インターネットの比較サイトで複数の業者から相見積もりをしてもらいましょう。気に入った一社だけだと、相場観が養えません。そのため、必ず複数の業者から相見積もりを取り、その中から一社に絞るようにしましょう。

◇よい伐採業者を見つけるコツ
費用が安いのに越したことはありませんが、よりよいサービスが受けられなければ意味がありません。きちんとした業者を選ぶには、初めから追加料金のかからないところを選ぶようにすることも大切です。

不明な点や不安を感じることがあったら、ためらわずにすぐ担当者に聞いてみましょう。それできちんとした返事が返ってこなければ、依頼の対象から外せばよいだけです。複数の業者の担当者と話をしてみて、一番信用できそうな業者に依頼しましょう。

まとめ

庭木の伐採や伐根は、手間のかかるものです。いざやろうと思わないと、ずるずる放っておきがちなもの。今回の記事では、伐採や伐根するメリットやその方法などについてお伝えしてきました。もしあなたがご自分でDIYなさるときには、十分安全に留意して作業をしましょう。

木の伐採は高所での作業となるため、不安な方もいらっしゃるでしょう。伐採作業は、安全に行うことが一番です。安全面で不安だという方は、無理せずに業者に頼んでみるのをおすすめします。

業者に頼むときは、必ず複数の業者から見積もりを取ってもらいましょう。追加料金がかからないか、事前に確認することも大切です。あなたが伐採・伐根を無事に終えられることを願っています。

抜根とはどのようなものか?注意点や費用相場、コスト削減法まで伝授

抜根とはどのようなものか?注意点や費用相場、コスト削減法まで伝授

みなさんは木を伐採した後の切り株は、どのようにしていらっしゃいますか?「切り株は残したまま」というかたが多いのではないでしょうか。じつは、切り株を残しておくとさまざまな被害にあうことがあるのです。

被害にあわないためにも抜根(ばっこん)をしましょう。「抜根」という言葉を初めて耳にしたかたもいらっしゃいますよね。今回は、抜根とは何か。抜根をおこなうことで私たちの生活がどう変化するのかお伝えします。

放置してある切り株に心当たりのあるかた、抜根について詳しく知りたいかたにも、わかりやすく丁寧にお伝えします。

抜根って一体どんなこと?抜根が必要な理由とは?

先ほど、抜根(ばっこん)とお伝えしましたが、抜根という言葉は多くのかたが耳にしたことがありませんよね。では、「抜根」とは一体何をすることなのでしょうか。抜根についてわかりやすく説明します。

抜根とは、木の伐採をおこなった後、木の根元部分である切り株を地面の中から掘り出したり、取り出したりすることをいいます。つまり、抜根とは木が生えていた地面から木の根をすべて取り、きれいな地面に戻す作業を指します。

木の伐採をおこなうと、木の枝や葉っぱがなくなりきれいになったと感じてしまいますよね。しかし、切り株は残っています。切り株を放置しておくとさまざまな被害に遭ってしまいます。それでは、抜根をしないときに遭う被害についてお伝えします。

<1>新しい木が生える

切り株は生長しないと考えますよね。しかし、地面から栄養を吸収し切り株からも新しい芽が生えてきます。せっかく伐採をしても新しい芽が生えてきてしまっては意味がありませんよね。新しい芽を生えさせたくないかたは抜根をしましょう。

<2>地面が隆起する

切り株も生長します。残った切り株の根が生長を続け、地面が根によって隆起してしまう恐れもあります。隆起してしまうと地面を直さなければなりません。地面が隆起する前に、抜根をしましょう。

<3>シロアリやハチによる被害

切り株を放置し、人が寄り付かなくなると、シロアリやハチが切り株を巣にしてしまいます。巣にされてしまうと、駆除をしたり切り株を抜根したりと手間が増えてしまいます。早めに抜根をし、無駄な手間が増えないようにしましょう。

抜根をするとき、気をつけるべきこと

抜根をするとき、気をつけるべきこと

抜根の必要性を理解していただけましたか?抜根をしないと、周りの環境を変化させてしまうこともあります。では、実際に抜根をおこなうその前に。気を付けていただきたいことがあります。

抜根をする切り株の根が深く張っている場合は、抜根をおこなうことで土が緩くなってしまいます。そのため、自宅の庭に根が深く張っている切り株があると、抜根をおこなうことで配管や家の基礎に、影響を及ぼしてしまうこともあるのです。

また、抜根する切り株の根がコンクリートや住宅の下にもぐっている場合は、全部の根を取り除くことが困難なこともあります。コンクリートの下にもぐっている根を無理やり取り除こうとしてしまうと、コンクリートを張り直さなければいけなくなってしまうからです。

抜根はおこなわなければなりませんが、すべての木でおこなうことができるというわけではないのです。

なかなか抜根ができないケースには……特殊抜根という解決法

先ほど、抜根をおこなうときに気をつけていただきたいことについてお伝えしました。抜根は、すべての切り株ができるというわけではありません。抜根ができないときは、どのように対応していくといいかを、ここでは説明します。

抜根ができないケースは、木の根がコンクリートや住宅の下にもぐってしまっているときです。また、根の絡まりがひどいときも、直接抜根をおこなうことができません。

そんなときは、薬剤を使用し「特殊抜根」という方法で、抜根をおこなうことができます。特殊抜根とは、薬剤を根に撒き根を枯らす方法。枯らすことで、根は弱くなり抜根がしやすくなるため、木の根をきれいに抜くことができます。

特殊抜根は便利ですが、薬剤を使用するためペットを飼っている人や、ガーデニングで植物を育てている場合は、注意して使用するようにしてください。

薬剤で枯らした根を長く放置しておくと、シロアリの被害にあうおそれがあります。薬剤を撒いたからと放置するのではなく、切り株は必ず抜いてくださいね。

抜根をプロに依頼するメリットや費用相場

抜根をプロに依頼するメリットや費用相場

抜根についてお伝えしてきましたが、抜根は自力でおこなうことができるのか気になりますよね。抜根をご自身でおこなう場合とプロに依頼したときの、メリットや費用についてお伝えします。

小さな切り株であれば、ご自身で抜根することができます。実際にご自身で掘ってみると根は想像以上に長く時間が掛かることもあります。しかし、自力でおこなうと費用がほとんどかかりません。

また、切り株になってしまった木も、今までは大切に育ててきた木です。思い入れのある木を最後までご自身の力できれいにすると気持ちがいいですよね。

一方で、ご自身で伐根をおこなうと時間がかかってしまいます。少しでも早く抜根したいと考えているかたは、プロに依頼することをおすすめします。

プロのかたに依頼をすると自分でおこなうときよりも、スムーズかつ根を残すことなくきれいに抜根してもらうことができます。しかし、プロに頼むことで気になってくるのは伐根委かかる費用ですよね。

抜根にかかる費用は、幹の円周×定額費用です。50cm程度の直径であれば、1株2,000~4,000円程度で抜根することができます。費用は、依頼する業者によって少しずつ変わってきます。プロに依頼するときには、一度問い合わせることをおすすめします。

できるだけ費用を抑えたい人向け!抜根のコスト削減法

抜根をプロに依頼したときの大まかな費用について、先ほどはお伝えしました。抜根をおこなってくれる業者は、大手の業者から地元の業者までたくさんあります。

たくさんある業者の中から、抜根の費用を抑えたいかたに、どうするとコストを削減することができるかお伝えします。

抜根をおこなっている業者は、たくさんあります。その中から自分の要望に合った業者を見つけることは、難しいかもしれません。しかし、少しでも損をしないためには、最低でも3社には見積りを出してもらうようにしましょう。

ホームページや口コミで情報収集をし、業者に問い合わせて見積りを出してもらってください。抜根の詳しい方法についても業者のかたに尋ね、納得してから依頼をするようにしてくださいね。

調べることは大変かもしれませんが、少しでも費用を抑えることができるように頑張って調べましょう。

まとめ

「抜根」を耳にしたことがないかたも、抜根とは何をすることなのか、抜根の必要性について理解していただけましたか。抜根は木を伐採した後に、切り株を使用する目的がない場合は、おこなわなければなりません。

放置しておくことで、切り株の周りの環境が少しずつ変化してしまいます。切り株をインテリアとして飾っておきたいときや、新しい芽を育てたいとき以外は、必ず抜根をしましょう。

抜根をお願いする業者に迷ったときは、3社は必ず見積りを取り、お客様自身が納得してから依頼するようにしてください。みなさんの抜根による悩みを少しでも解消することができると幸いです。抜根をし、空いたスペースを新しい空間にしてください。

切り株を枯らす方法を解説|放置はNG!枯らしたら抜根しよう!

切り株を枯らす方法

切り株は掘り起こすのが大変なため、木の伐採後に放置している人もいるでしょう。しかし、切り株を放置しておくと、シロアリやスズメバチを引き寄せる原因になるおそれがあります。

木を伐採しても切り株は生きているので、栄養の伝達をする器官を壊して枯らす「巻き枯らし」という方法や、除草剤などを用いて枯らしましょう。また、切り株の根が庭にあると、人がつまずく原因にもなるので、枯らした後に伐根することが大切です。

そこで、今回は切り株を枯らす方法についてご紹介します。正しい枯らし方を知ることで、邪魔な切り株を取り除くことにもつながるでしょう。

切り株の放置は危険!その理由と枯らす方法

切り株を放置していると、さまざまなトラブルの原因になります。そのため、トラブルを未然に防ぐには、早期に切り株を枯らして伐根することが重要なのです。そこで、以下では切り株を放置しておく問題点と、枯らし方についてご紹介します。

なぜ切り株を放置してはいけないの?

切り株を枯らす方法を解説|放置はNG!枯らしたら抜根しよう!

切り株を残しておくと、害虫が寄ってくる危険があります。切り株は木を食料とするシロアリを寄せ付けてしまうのです。とくに、切り株が家のそばにあると、放っておくと民家にまで被害が拡大するおそれがあります。

さらに、切り株の中にはオオスズメバチが巣を作ることもあるため、刺傷被害が出ることもあります。敷地内にある切り株から発生したスズメバチが、近所の住民を刺した場合は、近隣トラブルになることも考えられるでしょう。

また、切り株や根につまずいて、人が転ぶ危険もあります。そのうえ、切り株の根が地盤沈下の原因になるとも考えられるのです。そのため、巣にされやすい切り株は、早めに取り除いた方がいいでしょう。

方法1|巻き枯らしをおこなう

切り株を枯らす方法のひとつに「巻き枯らし」という方法があります。巻き枯らしとは、伐採した切り株の皮を1周してはぎ取ることで、枯死させる方法です。皮を厚めにはぐと、栄養を伝達する形成層という部分を傷つけるため、自然に切り株を枯死させることができるでしょう。

ただし、樹木の種類によっては、巻き枯らしをしても枯れない場合があります。そのため、枯れなかった場合は、別の方法を試してみるといいでしょう。

方法2|除草剤を使う

切り株を枯らす方法には、除草剤を使う手段があります。除草剤は本来、雑草の駆除に使われる場合が多いですが、生きた切り株に浸透させることで、内部から枯死させることができるのです。

枯らすときは、電気ドリルで切り株の中に穴を開け、中に除草剤を流し込むことで浸透させます。除草剤を入れた後、雨水が入ると希釈されてしまうので、除草剤を流し込んだ穴はガムテープなどでふさいでおきましょう。

また、切り株の表面に除草剤を塗るという方法もあります。切り株の表面を上から見ると、緑色の輪が見えます。その緑色の輪のすぐ外側にあるのが、栄養の伝達をする形成層です。そのため、緑色の輪の周りに、継続的に除草剤を塗りこむと、形成層から送られる養分を断つことができるのです。

除草剤を塗ったとしてもすぐ枯れないかもしれません。そのときは、半年~1年ほどかけて、週1回のペースで除草剤を塗り続けてみるとよいでしょう。切り株が完全に枯れたら、土から掘り起こします。

方法3|腐葉土で分解させる

切り株は、腐葉土を使って枯死させることも可能です。切り株の周りに囲いを設置し、中に腐葉土を入れていきます。切り株と同じ高さになるまで腐葉土を入れたら、定期的に水を与えて水分を保ちましょう。半年~1年ほど腐葉土で包んだら、掘り起こすことができます。

切り株を枯らすには時間をかけておこなう必要があるため、手間に感じる人もいるかもしれません。もし、切り株の処分を難しく感じた場合は、弊社のサービスをご利用ください。

弊社のサービスでは、お近くの加盟店から業者を手配させていただくため、スピーディーに作業ができるのです。弊社は24時間無料でお電話を受けつけているので、いつでもお気軽にご相談ください。

切り株を枯らす方法によっては注意が必要

切り株を枯らす方法によっては、手順を間違えると失敗することがあります。そのため、注意点をしっかり理解して、作業をすることが大切です。そこで、以下では切り株を枯らすときの注意点についてご紹介します。

除草剤を使用する際の注意点

切り株を枯らす方法を解説|放置はNG!枯らしたら抜根しよう!

除草剤を用いて切り株を枯らす場合は、形成層という部分に除草剤を塗りましょう。切り株の断面にある、緑色の輪の外側に形成層があります。形成層に除草剤を塗ることで、栄養が運ばれるのを防ぐことができるでしょう。

しかし、切り株が乾いていると、除草剤が浸透しないことがあります。そのため、切り株の断面を湿らせてから、除草剤を塗りこみましょう。

また、除草剤を塗るときは、晴れた日におこなってください。雨が降っていると雨水が当たり、除草剤が希釈されるのです。そのため、除草剤の散布後はビニールなどを切り株にかぶせておくといいでしょう。

巻き枯らしでの注意点

巻き枯らしをおこなう際には、形成層までしっかり破断させましょう。木を伐採しても、水が全体に供給させなくなっているだけなので、切り株自体は枯れていません。そのため、栄養の伝達をする形成層を壊す方が効果的なのです。

また、巻き枯らしは、皮をはいでから自然に枯らしていくため、完全に枯死するまでには時間がかかります。そのため、巻き枯らしをするなら1年はかかると見た方がいいでしょう。

ただし、切り株の近くから、新しく芽が生えてきた場合は注意が必要です。生命力の強い樹木の場合は、巻き枯らしをしても新芽を伸ばして生き残ってしまうことがあります。そのため、しっかりと切り株を枯らしたい場合は、業者に依頼をしましょう。業者は根を枯らすための専門的な技術があるため、自力で枯らすよりも確実なのです。

さらに、弊社サービスにご相談いただくと、伐根も依頼できる業者をご紹介できる場合もあります。そのため、伐根にかかる手間暇を省くことができるでしょう。

しかし、業者には頼まず、自力で伐根までおこないたい人もいるかもしれません。そこで、次では伐根の方法もご紹介するので、よろしければ参考にしてみてください。

切り株を抜根する方法と手順

切り株を枯らすことができても、放置するのは避けましょう。切り株が残っていると、つまずいて転倒する原因にもなるのです。そのため、枯らした後はできるだけ早く、伐根の作業をおこないましょう。そこで、以下では伐根の手順についてご紹介します。

切り株を抜根する方法

切り株を枯らす方法を解説|放置はNG!枯らしたら抜根しよう!

切り株の伐根作業では、スコップとオオバサミ、ノコギリを使用します。道具の準備ができたら、以下でご説明する手順に沿って伐根を進めていきましょう。

  1. 切り株の周りから土を掘る
  2. 根が見えてきたところで、根をオオバサミで切る
  3. オオバサミで根を切れない場合は、のこぎりで切る
  4. 1~1.5メートル前後まで深く掘っていく
  5. 真下の根も切断し、切り株を地面から切り離す
  6. 切り株を抜いて地表へ移動させる

伐根の作業は時間がかかるため、細い木の切り株でも、掘り起こすのには1日ほどかかるといわれています。また、体の負担も大きいので、大変そうだと思ったら業者に任せた方がいいでしょう。

抜根を業者に依頼するメリット

伐根は、自分でおこなうよりも業者に任せた方がメリットは大きいといえます。とくに、大きな木の切り株の場合は大変な重量で、1人で掘り起こすのは難しいのです。また、切り株を処分するのも労力が必要になります。そのため、一連の作業を業者に任せると、自力でおこなう負担をなくすことができるでしょう。

しかし、業者に依頼をするとなると、費用面が気になる人も多いかもしれません。費用面で不安がある場合は、相場を知っておくと、伐根作業の適正価格を知ることができるでしょう。

基本的に業者費用は「作業費」と「根の処分費用」を合わせた金額になることが多いです。しかし、作業費や処分費用は根の太さによって変わるため、最終的な金額がわかりにくいでしょう。

そのため、伐根したい切り株のサイズを把握しておくことが大切です。以下では、作業費と根の回収費の費用相場をまとめてみたので、業者依頼の際に参考にしてみてください。

【作業費】

  • 太さ30センチ未満:1万5,000円~2万円前後
  • 太さ30-50センチ未満:3万円~4万円円前後
  • 太さ50-80センチ未満:5万円~10万円前後
  • 太さ80センチ以上:10万円~20万円前後

【処分費用】

  • 30センチ未満:3,000円~5,000円前後
  • 30-50センチ未満:5,000円~1万円前後
  • 50-80センチ未満:1万円~1万5,000円前後
  • 80センチ以上:1万5,000円~2万円前後

業者によっては、80センチ以上になる切り株の伐根費用は、応相談になる場合があります。そのため、大木の切り株がある場合は、事前に業者へ問い合わせておくといいでしょう。

また、切り株が重量な場合は、重機を使って伐根する必要が出てきます。その際に、重機を使用する料金も別途で発生することがあるのです。そこで、以下では重機を使った場合の費用についてもまとめてみました。

【重機使用料】

  • 1~5トン未満:1万5,000円~3万円前後
  • 5~7トン未満:3万円~4万円円前後
  • 7~10トン以上:4万円~5万円前後

ただし、自宅の狭い庭や、住宅地の中では、スペースが狭いため重機が使用できないことがあります。そのため、住宅地や庭が狭い場所に切り株がある場合は、事前に業者へ相談しておくといいでしょう。

業者へ依頼をする際には、ぜひ一度、弊社へご相談ください。弊社では、現地調査やお見積りと無料でおこなう業者を、ご紹介させていただく場合があるのです。あらかじめ現地調査をしてもらうことで、安心して作業を任せられるのではないでしょうか。

抜根の費用っていくらかかる?業者に依頼する前に知っておくべきこと

抜根の費用

木の根っこを取り除く抜根作業を、素人が自力でおこなうのは難しいとされています。そのため、抜根をおこなうなら、業者に依頼をしなければなりません。

業者に依頼をするとなれば、抜根にかかる費用や業者を選ぶポイントを知っておくとよいでしょう。費用の相場がわかれば事前に準備することができますし、選び方のポイントがわかれば業者選びで後悔しなくて済みます。

また、抜根にまつわる情報を知っておくことで二次被害を防いだり、業者にまかせっきりにならず希望の抜根方法で作業を依頼したりできます。ここでは、抜根を業者に依頼したときの費用や依頼するときのポイント、抜根にまつわる情報についてご紹介していきましょう。

抜根を業者に依頼する場合の費用

抜根はDIYでできるような作業ではありません。そのため、抜根をするなら業者に依頼をする必要があります。抜根の費用の決まり方や費用相場について詳しく解説していきましょう。

抜根作業の前に

抜根を業者に依頼する場合の費用

抜根作業をする前に確認をしておきたいことがあります。それは抜根したい木が「切り株の状態になっているか」です。抜根は幹や枝、葉が処理されている状態でないと作業に危険がともないます。

そのため抜根したい木は、まず「伐採」をしましょう。業者に依頼をすれば伐採と抜根をセットで作業してもらえます。

抜根費用の決まり方

抜根は基本的に、「作業費」+「処分費」が費用としてかかってきます。作業費である抜根費用は「幹の円周×定額」で決まることが多いです。またトラックの立ち入りが難しい場合や建物などの障害物があるなど、抜根するときの難易度によって費用が高くなります。

処分費は抜根した木を処分するときに必要な費用です。大きい切り株の抜根だった場合、処分するために小さくする作業も費用に含まれます。

重機のあるなしで費用が変わる

数十本の切り株を抜根するときや、重機を使わないと抜根できないような根の張り方をしている場合に重機が使われます。

この重機を使うかどうかで、抜根費用は大きく変わります。重機を使う必要がない場合は、基本料金で済む業者が多いようです。重機を使う場合は、使用するのにかかる費用や重機を運搬する費用などで、費用が高くなってしまうでしょう。

抜根作業にかかる費用相場

抜根作業のかかる費用相場は幹の円周によって変わります。そこで、費用相場の見当をつけるために大切な、幹の円周ごとの相場をご紹介します。目安として、ぜひ参考にしてみてください。

  • 幹の円周~15cm:3,000~6,000円前後
  • 幹の円周15~30cm:4,000円~10,000円前後
  • 幹の円周30cm~:10,000円~30,000円前後

幹の太さによって費用相場が大きく変わります。実際、どれぐらいの費用がかかるのか知りたい場合は業者に問いあわせてください。

「伐採お助け隊」へご連絡いただければ、伐採・抜根の経験と知識が豊富な業者をご紹介いたします。相談から現地見積り調査まで無料で承っておりますので、お気軽にご連絡ください。相見積りを歓迎しております。

確認しよう!抜根作業の基本

抜根作業をするにあたって確認しておきたいことがあります。抜根をしたいと思っていても、種類や状況によっては抜根ができない場合があるのです。また、抜根の方法は切り株を掘り起こすだけではありません。抜根をするなら知っておきたい基本の情報を、こちらではご紹介していきます。

切り株を放置したらどうなる?

確認しよう!抜根作業の基本

そのまま切り株を抜根せずに放置をしていると、さまざまな弊害を引き起こすことがあります。

たとえば放置しておくことで、シロアリが湧いてしまうことがあります。また、ハチが巣を作ってしまったり、切り株から新芽が伸びてきたりすることも珍しくありません。そのため、なるべく放置しないようにしましょう。

竹の抜根はできない!?

抜根の中でも竹は難しいとされています。竹は根に栄養分を蓄え繁殖していく「地下茎(ちかけい)」の一種です。地下茎の植物は種子ではなく、根で繁殖をしていくため、根を根絶させない限りは再び竹が伸びてきます。

とくに竹の根は地中1mくらいの深さに根を張るため、重機が必要です。重機が入るスペースがない場合は、人力で掘り返すか薬剤を使って枯らす方法になります。

種類によって違う抜根方法

木の種類や状況によっては抜根の方法が違います。抜根の方法については以下のとおりです。

  • 切り株を掘り起こす:重機やスコップ、バールなどの道具を使って掘り起こす
  • 切り株を腐らせる:切り株に黒い袋をかぶせて日光から遮断させる
  • 薬剤を流し込む:切り株に穴をあけて薬剤を注入して枯らす。枯れた切り株は中身がスカスカになり撤去しやすい

切り株を掘り起こす方法は、もっとも手っ取り早く処理したいときに向いています。切り株を腐らせる方法は薬剤を使いたくない人や道具を持っていない人向けです。薬剤を流し込む方法は、根が深くまで張っている場合や普通に掘り起こすのが難しい場合に向いているでしょう。

自力での抜根作業が難しい理由

木の根は予想しているよりも深くまで伸びています。根が生えている場所によっては、水道管や住宅の基礎に影響を与えてしまうことがあります。そのため、自力で抜根するのは難しいのです。

また、抜根作業には危険性をともなったり、機材を用意しなければならなかったりします。抜根作業をするにはまずは伐採をしなければなりません。何十キロの重さがある木を素人が伐採しようとするとコントロールができず、木が人や建物に倒れる恐れがあるため危険です。

また、抜根する量が多い場合や大きい幹の場合、重機が必要になります。重機を自分で用意したり、動かしたりするのはなかなか難しいです。これらの理由から、自力で抜根作業をするのは難しいといわれています。

抜根を自力でおこなうなら、根気よく作業をおこなわなければなりません。そのため、体力に自信のない方は無理をしないで、業者に依頼をしましょう。

抜根を業者に依頼しようと考えているなら「伐採お助け隊」にご相談ください。伐採お助け隊にご連絡いただければ、伐採・抜根の専門業者をご紹介いたします。業者に抜根を依頼すれば、水道管や住宅の基盤を傷つけることはありません。また、労力を使わず抜根作業を済ませることができます。

抜根作業をプロに依頼する時の重要ポイント

抜根作業をプロに依頼するなら、確認しておきたいポイントがあります。以下でご紹介するポイントを参考に、業者を選んでみてはいかがでしょうか。

現地調査が重要!

抜根作業をプロに依頼する時の重要ポイント

抜根をしたいと思っていても、木が生えている場所や状態によっては、抜根ができない場合があります。木の根が近隣のお庭まで伸びていたり、水道管や住宅の基盤に絡んでいたりするケースがあるのです。

業者が抜根しようと現地に訪れてから抜根できないとわかると、無駄に費用や手間がかかります。必ず抜根ができるとは限らないため、現地調査が必要です。

住宅の配管図を準備しておこう

抜根する木が大きい場合、木の根も深いところまで伸びていることがあります。そのため、木の根がガス管・水道管・下水管などの配管にに絡んでいるおそれもあるのです。配管を傷つけないように作業をおこなうため、住宅の配管図がわかるように準備をしておきましょう。

業者選びのポイント

業者の選び方のポイントは以下のとおりです。

  • 事前に作業の内容について説明してくれる
  • 費用が明確
  • 現地調査をしてくれる
  • 相見積もりをとる

事前に作業の内容を説明してくれる業者や費用が明確、現地調査をしてくれる業者がおすすめです。明確に的確な作業をおこなってくれますので、安心して依頼をすることができます。また、相見積もりをとることで、ほかの業者と比較しながら決めること可能です。そのため、自分にあった業者を見つけることができるでしょう。

抜根を急ぐ場合は…

ハチやシロアリが切り株に住み着いてしまったり、近隣からクレームがあったりする場合は抜根を急ぐ必要があります。そのようなときは即日で対応してもらえる業者に依頼をしましょう。

抜根をすぐにでもおこないたいという方は「伐採お助け隊」へご相談ください。弊社は365日24時間、電話での受付を承っております。そのため、すぐにでも抜根をしたいという方でもご安心ください。

また、日本全国を対象に伐採・抜根の業者をご紹介しております。地域に関係なくご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。

キンモクセイの抜根|撤去作業の流れと気になる費用の計算方法!

キンモクセイの抜根

キンモクセイを伐採するなら、切り株や木の根のまで処理することが必要です。根を放置してしまうと、のちのち切り株が腐敗したり、シロアリなどが発生したりと厄介なことになってしまうかもしれません。

ただ、切り株ごと根を抜く伐根作業は、伐採よりもさらに重労働です。小さい木でも根が深かくまで伸びていたり、予想以上に広がっていたりする可能性があります。根がどう張っているかによって、抜根作業の難易度は極めて高くなってしまうのです。そのため、自分でおこなうよりも業者に相談したほうが、抜根は楽にできる場合が多いといえます。

ここでは、キンモクセイの抜根の費用や作業の流れをご紹介します。依頼する前に内容を確認して、不安を一掃しておきましょう。

キンモクセイの抜根はどこに頼む?

キンモクセイの抜根は、植木屋さんのほかにもガーデニング業者、伐採業者、町の便利屋さんなどで依頼できます。どういうところに依頼すると一番安心で適切に処理してくれるのでしょうか。それぞれの特徴をみてみましょう。

植木屋

植木屋

個人のお宅に出入りして、庭木の剪定や植樹などをおこなうのが植木屋さんです。個人で営業しているところが多く、植木職人として何人かで作業することもあり、伐採や伐根を引き受けてもらえる場合もあります。伐根した後に植樹したい、また、その管理や剪定なども引き続き依頼したいといった場合は、植木屋さんに相談するとよいでしょう。

ガーデニング業者

ガーデニング業者は、主に花壇やレンガなどでお庭をきれいに飾ることを専門としています。剪定や伐採も庭づくりのひとつなので、依頼をすれば引き受けてくれるところもあります。お庭全体をオシャレにプロデュースしてもらいたい場合は、相談してみてもいいかもしれません。しかし、伐根だけの場合は、伐採や伐根を得意とする業者をおすすめします。

伐採業者

伐採とは木を根元から切り落とすことで、伐採業者は木の伐採や抜根を専門としておこなう業者です。伐採や抜根に関する知識に長けているため、しっかりと抜根作業をしてもらいたいというかたにおすすめです。

町の便利屋さん

日々のくらしで困っていることを助けてくれるのが町の便利屋さんです。地域密着型で、すぐに駆けつけてくれたり、些細なことでも相談に乗ってくれたりするところが多いといえます。なかには、抜根作業も引き受けてくれるところがあります。しかし、伐採や抜根のプロではないため、木の根が深い抜根などの難易度が高い作業は期待できません。

まずは無料見積りで比較検討しましょう

それぞれの生活スタイルや、依頼したい内容で業者を選定してください。どこに依頼するにしても、まずは見積りをとることが大切です。見積りは無料でおこなってもらえますので、作業を依頼する前に何社か見積りをとって比較検討しましょう。

弊社でも、現地無料見積りを承っております。24時間365日いつでも電話を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

キンモクセイの抜根にかかる費用と信頼できる業者とは?

キンモクセイの抜根を依頼するにあたって、業者に依頼することを検討している人の多くは、費用も気になる方が多いかと思います。大体の費用も把握していない状態で業者に依頼すると、相場から外れた高額な請求をされてしまうリスクもあります。そのため、業者に依頼した場合にかかる費用相場はしっかりと把握しておくことが大切です。

ここでは、抜根の費用についてご紹介します。費用相場や費用の内訳を理解したうえで、支出の目途を立ててみましょう。

抜根の費用計算

抜根の費用計算

キンモクセイの伐根作業の費用は、木の太さや使う重機によっても変わってきます。直径5~15センチメートル程度の木なら1本3,000円ほどから、直径30センチメートル程度の木なら1本10,000円ほどから伐根を依頼できるようです。

ただし、以下のような場合は追加料金がかかる可能性があります。

  • 根の周りにコンクリートブロックや花壇などの障害物がある場合
  • 根を抜いた穴を埋める場合
  • 追加で使用する重機が増えてしまった場合
  • 作業が困難な場所や重機が入れない場所で、人力作業の割合が多くなる場合
  • 木の処分も依頼する場合

そのほかにも、料金設定は業者によってさまざまです。そのため、依頼する場合は必ず事前に見積りをとるようにしましょう。

伐採も一緒にする場合

抜根作業は木が切り株の状態になっていることが前提です。切り株にするのも自分では困難な場合は、伐採も一緒に依頼しましょう。

伐採の費用は大抵が木の高さで設定されています。高さ3メートル未満の低木で3,000円~10,000円、高さ3~5メートルの中木で10,000円~20,000円、高さ5メートル以上だと20,000円以上という金額が、費用相場です。

キンモクセイは3~10メートルほどに成長することが多いため、大体10,000円以上の費用相場になることが多いと考えられます。幹の太さによっても値段が異なることがありますので、事前に見積りをとってしっかり確認することが必要です。

業者選び、押さえるポイントは3つ

業者選びをするうえで抑えておきたいポイントは3つあります。以下の3つのポイントを抑えてよりよい業者選びをしましょう。

料金は明瞭か
作業を依頼する前に必ず見積りをとりましょう。見積りには作業内容と費用が記載されています。作業に対して料金が安すぎる場合も要注意です。後で高額な追加料金を請求される場合があります。作業内容に見合った料金設定になっているか、追加料金はかからないのかをしっかり確認しましょう。

比較するためにも、3社以上の相見積りをとることをおすすめします。作業内容や料金を比較できれば、よりよい作業を安く依頼できる業者を選ぶことができます。

実績があるか
安くても、作業が中途半端では意味がありません。最悪の場合、ほかの業者に依頼しなおして、費用がかさんでしまうおそれもあります。そのため、実績のある業者を選ぶことも大切です。実績があるということは、それだけ多くの人から依頼されているということなので、中途半端な作業はまずしないと考えられます。

業者のホームページや口コミなどを参考に、しっかりとした実績があるのか、伐採や抜根の知識や経験が豊富かを判断しましょう。

対応が適切か
業者の対応も重要なポイントです。意思疎通がうまくいかなければ、思ったとおりに作業が進行しない場合もあります。気軽に相談できる相手であれば、こちらの要望も伝えやすく、色々と相談にも乗ってもらえます。信頼できて、アフターフォローまでしっかりおこなってもらえる業者を選びましょう。

業者選びに困ったときは、お気軽に弊社にご相談ください。お客様のご要望に合わせて、多くの提携している業者のなかから、安心してまかせられる業者をご紹介させていただきます。

キンモクセイの抜根作業について

キンモクセイの抜根作業を自分でできれば、費用も安く済みます。自分でおこなう場合の作業の流れを確認してみましょう。確認して、無理そうな場合は業者に依頼することをおすすめします。

抜根は自分でできるの?

抜根は自分でできるの?

大きくて太い木の抜根は素人では難しいですが、細い木の抜根であれば自分でおこなうことも可能です。目安としては、高さが3メートルくらい、直径が20センチメートル以下の木であれば、自力でもおこなえるでしょう。

ただし、高さも太さもある大きな木の場合は、重機が必要になる場合が多いです。知識や経験が少ない人も無理に挑戦すれば、長い時間をかけても全然うまくいかないという状況に陥ってしまったり、ケガをしたりするおそれもあります。少しでも不安に感じた場合は業者に依頼しましょう。

抜根作業の流れ

用意するものは、軍手、のこぎり、シャベル、除草剤、高圧洗浄機です。道具が揃ったら、木の根を枯らすために除草剤を切り株に塗りましょう。そのまま一日放置します。

翌日、やることはひたすら掘ることです。切り株から少し離れた周りからスコップやシャベルで木の根が出るように掘っていきます。高圧洗浄機を使って、根の周りの土を落としながら掘ると作業しやすくなります。

根が現れてきたら、切れるところでどんどん切っていきましょう。最終的に掘れるところまで掘って、木の根がむき出しになったら引き抜くために切り株を揺らします。揺れが大きくなって、抜けそうな状態になれば引き抜いてください。

最後に、残った根をできる限り処理して終わりです。作業自体は簡単ですが、掘り進める作業や引き抜く作業は大変な重労働です。また、慣れないとシャベルやスコップなどでケガをしてしまうこともあります。自分でできそうになければ、業者に依頼しましょう。

根を放置するとどうなるの?

根や切り株を放置すると、シロアリが発生します。家のすぐそばにシロアリの巣ができてしまうというわけです。シロアリは木だけでなく、コンクリートも食べてしまいます。そのため、放っておくと家の塀や家自体に侵入し、食い荒らされるおそれがあります。また、蜂なども巣を作ることがあるため、大変危険です。

庭で子どもやお年寄りなどが切り株に足を引っかけて転倒することも考えられます。放置した切り株は、またそこから成長し、根もどんどん深くなってしまうでしょう。庭の景観も損なわれてしまいますので、不要であれば早めに抜根して処理してください。

庭の切り株や根の処分ならプロにおまかせ

庭の切り株や根の処理は思った以上に重労働で大変な作業です。業者にまかせれば、必要な道具を使って、きれいに処理してもらえます。まずは無料見積りをとって、業者への依頼を検討することをおすすめします。