抜根の費用っていくらかかる?業者に依頼する前に知っておくべきこと
木の根っこを取り除く抜根作業を、素人が自力でおこなうのは難しいとされています。そのため、抜根をおこなうなら、業者に依頼をしなければなりません。
業者に依頼をするとなれば、抜根にかかる費用や業者を選ぶポイントを知っておくとよいでしょう。費用の相場がわかれば事前に準備することができますし、選び方のポイントがわかれば業者選びで後悔しなくて済みます。
また、抜根にまつわる情報を知っておくことで二次被害を防いだり、業者にまかせっきりにならず希望の抜根方法で作業を依頼したりできます。ここでは、抜根を業者に依頼したときの費用や依頼するときのポイント、抜根にまつわる情報についてご紹介していきましょう。
目次
抜根を業者に依頼する場合の費用
抜根はDIYでできるような作業ではありません。そのため、抜根をするなら業者に依頼をする必要があります。抜根の費用の決まり方や費用相場について詳しく解説していきましょう。
抜根作業の前に
抜根作業をする前に確認をしておきたいことがあります。それは抜根したい木が「切り株の状態になっているか」です。抜根は幹や枝、葉が処理されている状態でないと作業に危険がともないます。
そのため抜根したい木は、まず「伐採」をしましょう。業者に依頼をすれば伐採と抜根をセットで作業してもらえます。
抜根費用の決まり方
抜根は基本的に、「作業費」+「処分費」が費用としてかかってきます。作業費である抜根費用は「幹の円周×定額」で決まることが多いです。またトラックの立ち入りが難しい場合や建物などの障害物があるなど、抜根するときの難易度によって費用が高くなります。
処分費は抜根した木を処分するときに必要な費用です。大きい切り株の抜根だった場合、処分するために小さくする作業も費用に含まれます。
重機のあるなしで費用が変わる
数十本の切り株を抜根するときや、重機を使わないと抜根できないような根の張り方をしている場合に重機が使われます。
この重機を使うかどうかで、抜根費用は大きく変わります。重機を使う必要がない場合は、基本料金で済む業者が多いようです。重機を使う場合は、使用するのにかかる費用や重機を運搬する費用などで、費用が高くなってしまうでしょう。
抜根作業にかかる費用相場
抜根作業のかかる費用相場は幹の円周によって変わります。そこで、費用相場の見当をつけるために大切な、幹の円周ごとの相場をご紹介します。目安として、ぜひ参考にしてみてください。
- 幹の円周~15cm:3,000~6,000円前後
- 幹の円周15~30cm:4,000円~10,000円前後
- 幹の円周30cm~:10,000円~30,000円前後
幹の太さによって費用相場が大きく変わります。実際、どれぐらいの費用がかかるのか知りたい場合は業者に問いあわせてください。
「伐採お助け隊」へご連絡いただければ、伐採・抜根の経験と知識が豊富な業者をご紹介いたします。相談から現地見積り調査まで無料で承っておりますので、お気軽にご連絡ください。相見積りを歓迎しております。
確認しよう!抜根作業の基本
抜根作業をするにあたって確認しておきたいことがあります。抜根をしたいと思っていても、種類や状況によっては抜根ができない場合があるのです。また、抜根の方法は切り株を掘り起こすだけではありません。抜根をするなら知っておきたい基本の情報を、こちらではご紹介していきます。
切り株を放置したらどうなる?
そのまま切り株を抜根せずに放置をしていると、さまざまな弊害を引き起こすことがあります。
たとえば放置しておくことで、シロアリが湧いてしまうことがあります。また、ハチが巣を作ってしまったり、切り株から新芽が伸びてきたりすることも珍しくありません。そのため、なるべく放置しないようにしましょう。
竹の抜根はできない!?
抜根の中でも竹は難しいとされています。竹は根に栄養分を蓄え繁殖していく「地下茎(ちかけい)」の一種です。地下茎の植物は種子ではなく、根で繁殖をしていくため、根を根絶させない限りは再び竹が伸びてきます。
とくに竹の根は地中1mくらいの深さに根を張るため、重機が必要です。重機が入るスペースがない場合は、人力で掘り返すか薬剤を使って枯らす方法になります。
種類によって違う抜根方法
木の種類や状況によっては抜根の方法が違います。抜根の方法については以下のとおりです。
- 切り株を掘り起こす:重機やスコップ、バールなどの道具を使って掘り起こす
- 切り株を腐らせる:切り株に黒い袋をかぶせて日光から遮断させる
- 薬剤を流し込む:切り株に穴をあけて薬剤を注入して枯らす。枯れた切り株は中身がスカスカになり撤去しやすい
切り株を掘り起こす方法は、もっとも手っ取り早く処理したいときに向いています。切り株を腐らせる方法は薬剤を使いたくない人や道具を持っていない人向けです。薬剤を流し込む方法は、根が深くまで張っている場合や普通に掘り起こすのが難しい場合に向いているでしょう。
自力での抜根作業が難しい理由
木の根は予想しているよりも深くまで伸びています。根が生えている場所によっては、水道管や住宅の基礎に影響を与えてしまうことがあります。そのため、自力で抜根するのは難しいのです。
また、抜根作業には危険性をともなったり、機材を用意しなければならなかったりします。抜根作業をするにはまずは伐採をしなければなりません。何十キロの重さがある木を素人が伐採しようとするとコントロールができず、木が人や建物に倒れる恐れがあるため危険です。
また、抜根する量が多い場合や大きい幹の場合、重機が必要になります。重機を自分で用意したり、動かしたりするのはなかなか難しいです。これらの理由から、自力で抜根作業をするのは難しいといわれています。
抜根を自力でおこなうなら、根気よく作業をおこなわなければなりません。そのため、体力に自信のない方は無理をしないで、業者に依頼をしましょう。
抜根を業者に依頼しようと考えているなら「伐採お助け隊」にご相談ください。伐採お助け隊にご連絡いただければ、伐採・抜根の専門業者をご紹介いたします。業者に抜根を依頼すれば、水道管や住宅の基盤を傷つけることはありません。また、労力を使わず抜根作業を済ませることができます。
抜根作業をプロに依頼する時の重要ポイント
抜根作業をプロに依頼するなら、確認しておきたいポイントがあります。以下でご紹介するポイントを参考に、業者を選んでみてはいかがでしょうか。
現地調査が重要!
抜根をしたいと思っていても、木が生えている場所や状態によっては、抜根ができない場合があります。木の根が近隣のお庭まで伸びていたり、水道管や住宅の基盤に絡んでいたりするケースがあるのです。
業者が抜根しようと現地に訪れてから抜根できないとわかると、無駄に費用や手間がかかります。必ず抜根ができるとは限らないため、現地調査が必要です。
住宅の配管図を準備しておこう
抜根する木が大きい場合、木の根も深いところまで伸びていることがあります。そのため、木の根がガス管・水道管・下水管などの配管にに絡んでいるおそれもあるのです。配管を傷つけないように作業をおこなうため、住宅の配管図がわかるように準備をしておきましょう。
業者選びのポイント
業者の選び方のポイントは以下のとおりです。
- 事前に作業の内容について説明してくれる
- 費用が明確
- 現地調査をしてくれる
- 相見積もりをとる
事前に作業の内容を説明してくれる業者や費用が明確、現地調査をしてくれる業者がおすすめです。明確に的確な作業をおこなってくれますので、安心して依頼をすることができます。また、相見積もりをとることで、ほかの業者と比較しながら決めること可能です。そのため、自分にあった業者を見つけることができるでしょう。
抜根を急ぐ場合は…
ハチやシロアリが切り株に住み着いてしまったり、近隣からクレームがあったりする場合は抜根を急ぐ必要があります。そのようなときは即日で対応してもらえる業者に依頼をしましょう。
抜根をすぐにでもおこないたいという方は「伐採お助け隊」へご相談ください。弊社は365日24時間、電話での受付を承っております。そのため、すぐにでも抜根をしたいという方でもご安心ください。
また、日本全国を対象に伐採・抜根の業者をご紹介しております。地域に関係なくご相談いただけますので、お気軽にご連絡ください。
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