美しい桜の木も、倒れる危険性があるときなどは、伐採しなければいけません。木を切り倒すときは、高いところの作業をしたり、木の倒れ方を計算したりしなければならないので、適切な伐採をする技術が必要です。伐採をするときは、伐採業者に依頼することをおすすめします。
愛着のある桜は、ほかの木と比べて伐採をためらう方が多いです。「木を残す方法はないのか?」「伐採する必要があるのはどんなケースなのか?」など、気になる点は多いことでしょう。また、桜を傷つけることが祟りにつながるというようなこともよくいわれています。
そこでこの記事では、桜の伐採をしたほうがよいケースや、桜の供養の仕方などについて紹介し、あなたの疑問点を解消していきます。
桜を伐採するかどうか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
桜の伐採が必要なのはこんなケース
毎年花を咲かせる桜でも、やむをえない事情から伐採しなければならないケースがあります。たとえば、害虫や病気、寿命などによって弱った桜は強風や地震で倒れやすくなるので、放っておくことはできません。
しかし、桜を伐採するときには不安なこともあると思います。桜は、伐採する際にはお祓いを施すことがあるほど、伝統的に大切とされてきた木です。ここでは伐採したほうがいいケースと、桜の木を切ることに関連した言い伝えを解説します。
桜を伐採したほうがよいケース
桜は異常がない限り伐採をする必要はありませんが、日常生活に影響が及ぶと考えられるときは切らなければならないでしょう。ここに紹介するのは、切る理由としてあり得ることの例です。
木が建物に悪影響をあたえているとき
木があまりにも建物と近い位置に植えられていると、建物を圧迫することがあります。圧迫されると建物がゆがむことがあるので、根本が建物に近いときなどには木を切る必要があるでしょう。
また、木が近くにあると、強風で枝が飛んだり、木が倒れたりした場合に建物に当たるなどの被害が起こる可能性があります。このような被害が起こりそうであれば、伐採するほうがよいでしょう。
桜が病気や害虫で弱っているとき
病気や虫で木が弱っていたり、枯れていたりするときは、倒れてくるかもしれません。そういうときはやむをえず切り倒すということも必要です。どんな病害や虫害があるのか知っておきましょう。
◆病気の被害
桜で気をつけたい病気には、「がんしゅ病」と「ならたけ病」というものがあります。
「がんしゅ病」は、傷口から菌が入り込んだ場所が「がんしゅ」というもろくて黒い塊のような状態になり、その部分から徐々に枝や幹が枯れていく病気です。木全体が枯れることがあるので、深刻な病気といえます。
「ならたけ病」では「ならたけ」というキノコが木に根を張り、養分を吸い取ります。ならたけによって木が枯れることもあるので、注意が必要です。
キノコがあったら、「ならたけ」ではないかを疑いましょう。木の根元や枝に黒く焦げたような塊があったら、それは「がんしゅ」です。どちらも、見つけたら木が弱っていることやもう枯れている可能性があり、倒れるかもしれないので、伐採を視野に入れてください。
◆害虫の被害
カマキリの仲間の「クビアカツヤカミキリ」や、ガの一種の「コスカシバ」は、幼虫が幹に寄生するので、これらは特に危険です。木の中で幼虫は卵からかえり、幹の内側の柔らかい部分を食い荒らしながら成長をします。
内部を食い荒らす虫に寄生されると、木は弱くなり、枯れることもあります。桜の表面に茶色い樹液や、粉のようなものがついていたら、それは害虫が出したフンや、食い荒らされた穴をふさぐために木が出した樹液もしれません。被害があるかどうかを見分けるときには、樹液や木の粉を目印にしましょう。
桜伐採にまつわる言い伝え
親しみをもって育てられた木を伐採するときにいわれることがあるのが、「祟りが起こる」ということ。また、「桜の木の下には不吉なもの埋まっている」という言い伝えが有名です。
これらは、桜に特別な愛着を抱く日本の文化や、いろいろなものをご神体のように大切にする風習からきていると考えられます。特に「桜の木の下」の話は、もともとの話は昭和初期の小説の一節からきているといわれます。
桜を切り倒すときに、あまりいい気分がしない方は、伐採するときにお祓いなどを受けるとよいでしょう。伐採は、木の供養をしてからのほうが、気分がすっきりした状態でできてよいはずです。
剪定だけでもいい場合も
伐採したほうがよい例をお伝えしましたが、伐採をしなくても、枝を切りそろえる「剪定」という作業だけでもよい場合があります。
切り倒さなくても、剪定をして木の伸びる向きを調整したり、病気の部分を切除したりすることで、対処できることもあるのです。
ただし、木の異常は外見では分かりにくいので、詳しくは業者に見てもらうとよいでしょう。伐採に関する悩み事は業者に相談することがおすすめです。
弊社では、伐採ができる加盟店をすぐにご紹介することができます。弊社加盟店なら現地調査とお見積りまでは無料でお出しすることができますので、検討中の方はぜひご利用ください。「剪定だけならしてみてもいいかな……」とお悩みの場合でも、無料でご相談を承っておりますので、一度お問い合わせください。
桜伐採にベストな時期や方法
毎年葉を落とす桜は、葉があるときとないときでは作業量が大きく変わるので、時期を選んで伐採しましょう。伐採に向いている時期や、お祓いのこと、そして自分でやるときの方法をここでは解説していきます。
伐採のベストな時期は冬から春
伐採に適した具体的な時期は、1月から4月ころです。この時期の桜は葉がないので、伐採したあとにごみとして捨てる量が少なくて済みます。東北地方より北の地域では、雪が溶けるのを待って、この期間より少し遅くてもよいでしょう。
また、花が咲くようであれば、春の最後の花をみてから伐採してもよいでしょう。花が咲いて散ったあと、葉が生え始めるまで少し時間がかかるので、その間に伐採します。
伐採方法
伐採をするときは、ただ単に根元から切り倒すのではなく、上のほうの枝から徐々に切っていきます。最初から根元を切り倒すと、木が倒れた方向の地面に枝が突き刺さるような形になって危険です。まずは枝をなくして、最後に幹だけを倒すように切りすすめます。
木の枝や幹を切るにはチェーンソーを使い、木を倒すときはロープなどで誘導することがあります。また、服装は作業服にヘルメット、ゴーグル、防塵マスク、軍手などをつけることが必要です。
伐採は高いところの枝を切ったり、チェーンソーやノコギリといった大型の刃物を使うので、危険な作業です。安全のためには、自分でやるよりも業者を呼んで代行してもらうことをおすすめします。
桜の伐採は自力では難しい
このように、伐採だけでもチェーンソーなどをそろえる必要があり、経験のない方が自力でやるのは難しい作業です。それに加え、さらに自分ではできないような専門的な処理が必要です。
そのひとつが、伐採した木の処分です。伐採した木は、太い幹などは通常のごみ出しや粗大ごみとしては回収されないことがあり、回収を業者に頼むか、希望者に引き取ってもらうというような特殊な処分方法をとることになります。
伐採した木を放っておくと、そこにシロアリやハチなどの害虫が発生することがあります。木の所有者として、切ったあとに出たごみは責任を持って処分してください。
このように、自力でできることに限りがある伐採作業は、最初からまとめて業者に任せてしまえば、楽ですし、そしてなにより安全です。弊社は伐採に対応できる多くの加盟店と提携し、対応できる伐採業者をすぐにでも手配できる体制を整えております。伐採作業をご希望の際は、まずお電話からご用件をお伝えください。
桜伐採にかかる費用・業者の選び方
桜伐採を業者に依頼するのであれば、まず気になるのが費用だと思います。必要な費用は業者ごとに違うことが多いので、きちんと比較しておくことが重要です。ただし、費用だけではなく、業者選びには要注意なポイントがあるので、ここでまとめてチェックしていきましょう。
費用相場
伐採に関しての値段は、樹高(木の高さ)によって大きく変化します。業者では「何メートルまで」という高さ別の価格設定をつけている場合が多いです。一般的な庭木は、二階建て一軒家の屋根くらいの高さでおよそ6メートルなのを考えると、相場はこのくらいになります。
◆桜の伐採相場: 30,000円
6メートル以上の木は、「見積りが必要」としている業者が多いです。料金に関しては高さや作業の難易度などの要素で変化するので、事前見積りをとるなどして直接業者に確認をとるとよいでしょう。
業者選びのポイント
業者選びのときは、相場だけではなく、サービス内容や業者の実績も確認しましょう。伐採は木に登ったり、背の高い木を倒したりと、危険な作業を伴います。安心して作業を任せられる業者をしっかり選ぶことが重要です。
口コミなどを参考にすれば、業者に対する利用者からの視点での評価がわかります。また、現地調査の上で正確な見積りを出してくれるという点も大切です。現地調査の際には、桜や伐採に関することを質問することもできます。
面倒な伐採業者選びを簡単に!
業者選びは、複数の業者をチェックする必要があって意外にも大変な作業です。たくさんの候補ができて迷ってしまうこともあります。そんなときは、弊社にご相談ください。
弊社は電話での無料相談をお受けしており、優良な業者を紹介させていただくこともできます。弊社の加盟業者は、事前に無料で現地調査をいたします。そこで算出した見積りに同意していただくことで、作業に移るという業態をとっております。
その場での見積りに納得がいかない場合は、無料でキャンセルをすることもできますので、ぜひご活用ください。
「みかんの木が枯れた」「病気にかかった」「コンパクトにしたい」などの理由で、みかんの木の伐採を考えている方もいるのではないでしょうか。みかんの木の伐採は木の状態によって難易度が違います。
自分で伐採しようと考えていても、実際は業者に依頼したほうがよい場合があります。育てているみかんの木は自分で伐採できるのか、業者に依頼したほうがよいのかを見極める必要があるのです。
このコラムでは、DIYでみかんの木の伐採をおこなう方法やコンパクトにして育てる方法、業者に依頼する際の選び方についても解説しますので、参考にしてみてください。
みかんの木の伐採は自分でできる?
自分で伐採をおこなえる木の条件は「樹高が3m以下で直径が20cm以下の木」であることです。みかんの木は高くても2.5mほどまでしか生長しません。そのため、自分でみかんの木伐採をすることが可能です。
しかし、みかんの木が植えてある周りの環境によっては、自分で伐採することが難しい場合があります。自分で実際に伐採できるかの判断や、伐採を業者に任せるときのポイントをご紹介していきます。
自分で伐採できるかの判断
みかんの木ぐらいの大きさであれば、自分で伐採をおこなうことが可能です。しかし、周りの環境や道具の使い方などの条件によっては危険がともないます。
みかんの木が建物や塀、電柱など障害物の多い場所に生えていたら、自分でみかんの木の伐採をするのは難しいです。障害物が多い場所で、素人が伐採をおこなうと「かかり木」の状態になる危険性が高まります。
かかり木とは、予期せぬ方向に木が倒れ地面にまで降りてこない状態のことです。かかり木になると、より作業が難しくなり、ケガ人がでることがあります。そのため、みかんの木の周辺に障害物が多い場合は、業者に伐採を任せましょう。
また、伐採に必要なチェーンソーなどの道具に使いなれていない人が、いきなり作業をするとケガをすることがあります。道具を使用することに慣れていない人は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
伐採を業者に任せるメリット
みかんの木の伐採を業者に依頼するには費用がかかりますが、素人がおこなうより確実に伐採をおこなうことができます。伐採を業者に任せるメリットは以下のとおりです。
- さまざま場所に対応
- 安全に作業ができる
- 仕上がりがキレイ
業者は、電線に木が引っかかりそうな場合や、建物やほかの木が近くにある場合など、自分での伐採が難しい場所でも対応してくれます。また、伐採作業に慣れている業者であれば、かかり木になったり、周囲の人にケガを負わせたりする心配もなく、キレイに仕上げてくれることでしょう。
業者の費用について
業者に伐採を依頼するときの費用は「作業費+処分費」で算出されることが多いです。このほかに、伐採だけでなく抜根をする場合、重機を使う場合などによって追加料金がかかります。
作業費に含まれる伐採料金は、樹高によって変わってきます。樹高ごとにかかる費用の相場は以下のとおりです。
- 0~3m未満:1,000~3,000円前後
- 3~5m未満:6,000~18,000円前後
- 5~7m未満:9,000~30,000円前後
樹高が高くなるほど料金も高くなります。また、伐採するときの難易度によって、さらに料金が高くなることがあります。
業者の選びかた
業者を選ぶときには以下のようなポイントを参考にしてみるとよいでしょう。業者の選び方を失敗してしまうと、満足のいく作業をしてもらえないことがあります。
明朗会計
業者によっては料金明細が不明瞭なところがあります。どの作業にどれだけの料金がかかるのか不明瞭だと、余分にお金をとられていても気づきません。作業の項目ごとに料金が明確に書かれている業者は信頼することができます。
作業実績が豊富
作業実績が豊富な業者であれば、知識と経験によってどのような木でも適した方法で伐採してくれるでしょう。依頼内容を相談したときにも、的確なアドバイスをしてくれるはずです。
スタッフの人となりがよい
業者には、定期的にお庭の手入れを依頼することもあるでしょう。長い付き合いになると、コミュニケーションをとりにくい業者やマナーの悪い業者とトラブルに発展してしまうことも考えられます。どれだけ腕がいい業者でも、スタッフの人柄にも注目しましょう。
また、業者を選ぶときは、複数の業者から相見積りをとって比較することをおすすめします。相見積りをとることで、作業にかかる費用の相場を知ることができます。そのため、業者にうまくいいくるめられたり、必要以上に料金を取られたりすることがなくなるでしょう。
「明朗会計」「作業実績が豊富」「人となりがよい」といった業者をお探しなら、伐採お助け隊へご相談ください。弊社では、ご要望に合った業者をご紹介しております。
自分でやるなら!みかんの木を伐採する方法
自分で「みかんの木を伐採をしたい!」という方は、以下でご紹介するみかんの木伐採方法を参考にしてみてください。安全に伐採をおこなうための注意点や切った後の処分方法などもご紹介していきます。
道具や服装
みかんの木の伐採をするなら準備をしておきたい道具があります。道具を事前にそろえておけば、伐採作業をスムーズに進めることができるでしょう。
- ノコギリまたはチェーンソー
- スコップ
- ゴミ袋・ガムテープまたはひも
- ほうき・ちりとり
幹が太いみかんの木を伐採するときは、チェーンソーを用意するようにしましょう。ノコギリで太い木を伐採しようと思うと時間がかかります。スコップはみかんの木を根から取り除く(抜根)場合に必要です。
みかんの木の伐採を安全におこないたいなら、作業する服装にも注意しましょう。伐採の作業中は木くずや枝が飛んでくることがあります。そのため、身を守るために長袖長ズボン、保護メガネ、軍手をして作業をおこなうとよいでしょう。
手順
みかんの木の伐採を安全におこないたいなら、作業する服装にも注意しましょう。伐採の作業中は木くずや枝が飛んでくることがあります。そのため、身を守るために長袖長ズボン、保護メガネ、軍手をして作業をおこなうとよいでしょう。
伐採する方向を決める
安全に伐採作業をするには、木が倒れる方向を決めることが大切です。木が倒れる方向がよくないと、家や塀、ほかの木に引っかかってしまうことがあります。また、人通りの多い方向へ倒してしまうと、人にあたってケガをさせてしまったり、通行の妨げになったりするおそれがあります。
ロープをかける
倒す方向が決まったら、ロープを引っ張って倒したい方向に向けてかけます。ロープをかけておくことで、倒す方向のコントロールが可能です。
受口と追口を入れる
みかんの木を伐採したい方向に受口を作ります。受口は幹の直径1/3を目安に「くの字」型の切込みを入れる作業です。くの字の下側が地面と水平になるようにし、30度~45度ぐらいの角度をつけたくの字型が理想です。
追口は受口の反対側に作ります。追口は地面と水平に1本線の切込みを入れる作業です。切込みは幹の1/2程度が目安になります。
ロープで引っ張る
切込みを入れたら、ロープで引っ張ると木を倒すことができます。ロープで引っ張っても倒れない場合は、追口の切込みを少しずつ深くして調整してください。
抜根する
みかんの木の伐採をして、根も取り除きたい場合は抜根をしましょう。まずは、スコップで切株のまわりの土を掘り起こします。根が抜けるぐらいまで掘り起こしてください。根の全体がみえてきたら、根を引っ張って抜きます。
みかんの木の伐採をするときのコツとして、枝がたくさん生い茂っている場合は、伐採作業前に枝を切り落としておきましょう。枝を切り落としておけば、まわりの障害物に引っかかり、かかり木になる心配がありません。また、先に切り落とした枝をひもなどでまとめておけば、木の処分が楽になります。
注意点
伐採作業はときに、大きな事故を引き起こすことがあります。そのため、伐採をするときはまわりの安全に気をつけて作業をおこないましょう。とくに、伐採作業で注意しておきたい点は以下のとおりです。
伐採するスペースの安全確保をする
木が倒れた方向に人がいたり、かかり木になったりすると危険です。安全に伐採できるスペースを確保しておきましょう。
無理に伐採・抜根をしない
みかんの木が大きくなるほど、伐採作業は難しくなります。木が大きくなるほど、木の重量が増し、処分に時間がかかったり、倒す方向のコントロールが難しくなったりするためです。
また、木が小さくても根が地中の深くまで伸びていることがあります。自力で作業をするのが難しい場合は無理をせず、業者に依頼をしましょう。
熱中症に気をつける
伐採は、外で長時間の作業をおこなうことになります。そのため、しっかり休憩をとったり、水分補給をしたりして作業をおこないましょう。
抜根・伐採作業は危険をともないます。そのため、安全面に注意が必要です。自力でやるのは難しいと感じたら、無理をせず業者に相談をしてください。
切った木の処分方法、再利用もできる
みかんの木の伐採をした後は、処分をしていきます。伐採した木は、自治体にもよりますが、ゴミ袋に入れればゴミとして回収してくれます。切り倒した木をゴミ袋に入るように細かく切っていきましょう。また、ガムテープやひもでくくるだけでゴミとして出せる地域もあります。
また、伐採したみかんの木は、再利用することが可能です。みかんの木は、箸や食器などの木工品にすることができます。思い出にみかんの木を残したい方は、木材の加工サービスをおこなっている職人のもとへ依頼してみるとよいでしょう。
小さい木でも、根が深くまで張っていたり予想以上に重量があったりします。作業をしていて少しでも「危ないかな」と感じたら事故につながる前に作業をやめて業者に相談しましょう。業者に任せれば、安全に確実に伐採することができます。
弊社にご連絡をいただければ、伐採のプロをご紹介させていただきます。危険や不安なく安全に伐採・抜根作業をしたい方はぜひ、伐採お助け隊までご相談ください。
育ちすぎてじゃまなら強剪定でコンパクトに!
育ちすぎたみかんの木がじゃまになってしまったけど、伐採するのはもったいないと感じている方もいるでしょう。そんな方は伐採をするのではなく、剪定でコンパクトにしてみてはいかがでしょうか。剪定でみかんの木をコンパクトにする方法をご紹介します。
剪定の効果・メリット
剪定とは不要な枝を切り落とすことで木の生長を促したり、樹形を整えたりする方法です。みかんの木の剪定によって得られる効果やメリットについてみていきましょう。
病害虫対策になる
風通しが悪くじめじめとした場所には病害虫が発生しやすいです。余分な枝を切り落とすことで、日当たりや風通しがよくなり、病害虫の対策になります。
コンパクトにできる
生長しすぎた枝を剪定していくことで、みかんの木を健康を保ちつつ樹形を整えることができます。定期的な剪定は、みかんの木の大きさをキープすることに繋がります。
みかんが美味しくなる
みかんは十分な日光にあたらないと、酸っぱくなりやすいです。そのため、剪定をおこない日があたりやすくすることで、美味しいみかんを作ることができるのです。また、剪定をおこなうと栄養が枝先まで十分にいきわたるようになり、栄養がみかんに十分いきわたると、みずみずしくなります。
剪定をおこなうことで得られる効果やメリットはこれだけではありません。みかんの花つきや実つきがよくなったり、生長を促進したりすることができます。では、実際にみかんの木を剪定する方法をみていきましょう。
剪定時期
みかんの木を剪定するなら2月~3月の時期が適切です。みかんは春になると新芽を出すため、たくさんの養分が必要になります。そのため、おいしいみかんを実らせるには、春になる前の2月~3月に剪定をおこないましょう。
剪定方法
みかんの剪定は背丈を低く、横に生長させていくのが理想の形です。この形にすることで、お手入れがしやすくなります。
樹形をコンパクトに縮める剪定をおこなう場合は、全体の2/3程度の枝を切り落としていきます。剪定していく枝は「枯れている木」「前年に実をつけた枝」「上・下・内側に向かって伸びている枝」「細い枝」です。
「春先に伸び始めた枝」「花芽のついた枝」は残しておきましょう。枝を剪定したら、切り口から雑菌が入らないように癒合剤という塗り薬を塗ってコーティングしておきます。
剪定の道具をそろえたり、定期的に手入れをしたりするのが面倒だと感じている方は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。プロに任せれば、見栄えもよく安全に作業を終えることができます。弊社は、みかんの木の伐採だけでなく剪定でもお役に立てます。ぜひ、お気軽にご利用ください。
庭に植木があると、外からの視線や直射日光を遮ってくれたり、種類によっては季節ごとの変化を楽しんだりすることができます。そんな植木ですが、しっかりお手入れはしているでしょうか。
植木のお手入れは意外と手間で、ほとんど手をつけていないというケースも珍しくありません。しかし、植木を放置しておくとさまざまなトラブルに発展してしまうおそれがあります。
このコラムでは、植木を伐採した方がよいケースや伐採方法についてご紹介していきます。普段植木のお手入れをしていない方や、植木のトラブルでお悩みの方は参考にしてみてください。
植木を放置するリスク…伐採をした方が良い場合
植木は、十分な栄養と水さえあれば放置していても自然に成長していきます。しかし、植木を放置するのにはリスクがあるのです。ここでは、植木を放置するリスクについて解説していきます。
・近隣トラブル
よくあるトラブルは、植木が成長しすぎて隣の家の敷地内に侵入してしまうケースです。隣の敷地に成長した植木の葉や花、枝などが入りこんだ場合に掃除をするのは隣の住民になります。そのため、植木を伐採するように苦情を入れられて、近隣関係が悪化してしまいかねません。また、場合によっては裁判沙汰に発展するケースもあるようです。
・防犯性の低下
植木は、外からの視線を隠すのに便利です。しかし、植木が成長しすぎると枝葉が茂って見とおしが悪くなってしまいます。そして、見とおしが悪い場所は隠れて作業をするのに都合がよいため泥棒に狙われやすくなってしまいます。
・害虫の発生
多くの害虫は、風通しと日当たりが悪い環境を好みます。そのため、放置していて枝葉が伸び放題な植木は害虫にとって繁殖のしやすい環境です。人に危害を与える毛虫や蜂などのほかにも、家の建材を食べてしまうシロアリが繁殖してしまうおそれがあります。
植木のお手入れは大変!
植木を育てるのであれば、トラブルを避けるためにも定期的なお手入れは欠かせません。しかし、いざ植木にお手入れをするとなると結構な重労働になりがちです。適宜水やりや肥料やり、害虫対策のための消毒、枝葉が茂ってきたら剪定、葉や花などが落ち始めたら掃除をする必要があります。
「植木のお手入れは面倒だが、トラブルになるのは避けたい」という場合は、植木を伐採してしまうことをおすすめします。植木を伐採してしまえば、面倒なお手入れも必要ありません。
庭に放置している植木がある場合は、トラブルになってしまう前に業者に伐採を依頼しましょう。弊社では、お庭の植木の伐採をおこなえる業者をご紹介しています。伐採後に残った根も処分したい場合は、伐根も可能なのでお気軽にご相談ください。
植木の伐採は自力でできることもある
植木の伐採を検討している方の中には、自分のお庭のことなら自分でやりたいと考える方もいるかもしれません。そこで、ここでは植木を伐採するための道具や伐採手順などについてご紹介していきます。
庭木の伐採に必要な道具と手順
・ノコギリ
ノコギリは剪定用/園芸用の長さ20~30cmほどのものであれば一人でも庭木の伐採がおこなえます。多くのノコギリは、刃を引くと切ることができます。刃を押しても木は切れないため注意しましょう。
チェーンソーを利用するのもひとつの手ですが、チェーンソーは扱いが難しくキックバックの危険性があります。キックバックとはチェーンの高速回転により、チェーンソー本体が跳ね上がる現象です。最悪大ケガを負うおそれもあるため、チェーンソーの扱いに慣れていない方はノコギリを使うようにしましょう。
・ロープ
庭木が小さい場合は不要ですが、ある程度大きい庭木の場合は伐採後に安全な方向へ倒れるようにするために必要です。ロープは、木にまいて倒す方向に引っ張るようにして使います。
・ゴミ袋
庭木の伐採後に出る枝葉を処分するために必要です。庭木自体は、ゴミ袋に入るサイズに切り刻んで処分しましょう。庭木のサイズが大きすぎると、ゴミ袋に入りきらないケースもあります。その場合は、業者に処分を依頼しましょう。
【庭木の伐採手順】
- 周囲の状況を確認して、庭木を倒す方向を決める。
- 木を倒す方向に向かってロープを張る。
- 木を倒す方向側から角度45度前後の「くの字」を作るように切り込む(受け口)。
受け口は、木の1/3~1/4ほどの深さで切る。
- 木を倒す方向の反対側から木の中心に向かって真っすぐ切り込む(追い口)。
追い口は、木の2/3ほどの深さで切る。深く切りすぎないように注意しましょう。
- 受け口のある方向に向かって気を押して倒す。
- 伐採した庭木を処分して完了。
自力で伐採できる庭木って?
自分の家の敷地内だからと考えもなしに、庭木を伐採するのは非常に危険です。自分で庭木の伐採をおこなう際は、必ず庭木のサイズを確認しましょう。素人が安全に伐採をおこなえる範囲は高さ3m、太さ直径20cm以内の庭木です。
このサイズを超えてくると、ノコギリで切断するのが難しいです。また、木を倒す方向をコントロールするのが難しくなり、自分や隣の家に倒れこんだり、自分に向かって倒れこんでケガをしたりするおそれがあります。そのため、高さ3m、太さ直径20cmを超えたら業者に伐採を依頼するようにしましょう。
植木伐採は業者に依頼するのがおすすめ!
木を切るというのは、かなりの重労働です。普段からノコギリの扱いに慣れていないと、なかなか庭木を伐採することができないかもしれません。また、木の切り方や倒し方を間違えるとケガをするおそれがあります。さらには、伐採後に庭木の処分も必要です。
このように、庭木の伐採や処分は自分でやるとなるとかなり面倒なのでなるべく業者に依頼するようにしましょう。業者に依頼すれば、すばやく安全に庭木を伐採してくれる上に庭木の処理までしてもらえます。庭木の伐採業者をお探しの際は、弊社にご相談ください。
植木伐採はどこに依頼すべき?
「植木の伐採を依頼したいが、どこに依頼すればよいのかわからない……」という方もいるかもしれません。そこで、ここではいくつかの依頼先についてご紹介していきます。また、業者に依頼した場合の費用相場についても解説していくので伐採を依頼する際の参考にしてみてください。
植木伐採の依頼先
植木伐採が依頼できる場所は、いくつかありますがそれぞれ特色が若干異なります。費用面やお庭の状態に合った依頼先を選びましょう。
・便利屋
植木の伐採以外の業務もおこなっている業者です。雑草駆除や害虫駆除などをおこなっている便利屋もあるため、伐採と合わせて依頼をしてお庭全体を整えてもらうこともできます。
・人材センター
おもに定年退職を迎えた地域の方を派遣してくれる依頼先です。ほかの依頼先に比べて安価な点が魅力的ですが、短所もあります。多くの場合、安全の観点から背丈の高い植木は伐採を受付できません。また、人材がそこまで多くない関係上、繁忙期には1カ月以上の待ち時間ができるケースもあります。
・伐採業者
植木をはじめとした、さまざまな樹木の伐採を専門に取り扱っている依頼先です。便利屋や人材センターに比べて料金が高くなりやすいですが、その分伐採の仕方や安全管理などがしっかりしています。
弊社では、植木の伐採をはじめとして剪定や草刈り、除草作業、花壇のお手入れなどさまざまなお庭の困りごとに対処しております。植木のトラブル、お庭のトラブルでお悩みの際はお気軽にお問い合わせください。
通行の邪魔になった木や、育てるのが大変になってしまった木の処分に頭を抱えてしまう方もいることでしょう。しかし、木を切ってしまおうと思っても、何から始めたらよいのかわからないですよね。
そこで今回は、自分で伐採するときに知っておきたい木の切り方や、伐採に必要な道具、安全に作業するためのルールを解説していきます。さらに、伐採した後にでる不要な木の処分方法もご紹介します。不要になった木の処分で頭を悩ませていた方はぜひ参考にしてみてください。
【木の切り方】失敗なしで簡単にできる方法
伐採作業をおこなう際に、適切な木の切り方を知っておく必要があります。まず、伐採には、無理なく自分でおこなえる基準も設けてありますので、参考にしてみてください。また、木を切るための道具や木の種類に合わせた切り方も解説していきます。
自分で伐採できる条件
自分で伐採するにあたり、道具を用意する必要があります。ノコギリやチェーンソーは木を切り倒すために使います。ノコギリでの伐採は、手作業のため非常に体力を使うものです。一般的な目安として、細い木であれば1本~3本の伐採は可能でしょう。
この目安には個人差がありますが、木の切断を手作業でおこなうため、かなりの労力を要してしまいます。一方チェーンソーであれば、ホームセンターなどで買うこともできて、作業はノコギリよりも随分と楽になります。
また、自分で無理なくできる伐採には基準があり、経験者でもない方が高木の伐採をおこなうのは、非常に危険です。一般的に、自分で無理することなく伐採できる目安として、幹の直径20センチ以下、高さは3メートルまでという基準があります。
高木はこの基準を超えた、樹木の高さ3メートル以上のものです。樹高のある木は高さの分だけ重量があり、切り方を間違えてしてしまうと倒木に巻き込まれるおそれもあります。もしも倒木の被害に遭ってしまうと、命まで危険にさらされてしまうのです。
伐採作業の際は、決して自分だけでおこなわず、無理はしないことが大切なのです。そのため、木が一般的な基準を超えていた場合は、一度業者に相談することをおすすめします。
伐採する前の準備
伐採にはロープやシャベルなども使います。ロープは、伐採の際に、木を任意の方向に倒しやすくするために使用します。
荷物を運ぶときに使うような太いロープを用意するとよいでしょう。木の根を取り除く場合は、伐採後にシャベルで掘り起こしていきます。シャベルはホームセンターなどで購入することができる一般的なもので構いません。
また、伐採する前の準備として、安全に作業するためには、木を倒す方向や切り方を考えておくことが重要になります。木を倒す方向を決める際は、付近に建物がないか、道にはみ出すおそれはないかなどを確認しておきましょう。
木は見た目以上に重量があり、作業者の肩の高さを目安に切るとよいとされています。これは、自分で伐採した木を無理なく持ち運ぶことができるようにするためです。
次に木の根元付近を切ります。しかし、根元ぎりぎりで切ってしまうと、今度は根を取り除くことが大変になってしまいます。切り株状態になった木をひき抜こうにも持つ部分が少ないために、うまく引き抜くことができないからです。
伐採1:基本の切り方
基本的な伐採方法として、まず、幹に対し受け口と追い口と呼ばれる切り込みをいれていきます。実際に、木を倒す方向に受け口をつくりますが、幹の直径3分の1を上限に、30度から40度程度の角度で、くの字の切り込みをいれます。
今度は、受け口とは反対側で受け口のやや上に、追い口の切り込みをいれていくのです。切り込みは、幹に対し、受け口と同様3分の1程度いれます。また、この切り込みは角度をつけずに水平にいれていきます。
それぞれの切り込みをつくり、追い口側から、受け口側へと木を押すことで、比較的簡単に木は倒れていくでしょう。ただし、力をいれずとも、追い口をいれていく過程で木が倒れることもあるので注意が必要です。
伐採2:傾斜・裂けやすい木の切り方
基本的に木に切り込みをいれる際は、奥まで切ってしまうのではなく、一定のところで止めています。これは、受け口と追い口との間をあえて残しているためであり、この部分をツルと呼びます。
傾斜のない場所であれば、このツルの部分が蝶番(ちょうつがい)のような役割を果たし、ある程度木の倒れ方を調節することができるのです。しかし、傾斜に生えた木の場合、追い口をいれている過程で、すでに下に重心がかかってしまうのです。
そうなると、ツルを正確につくることもむずかしく、木が変に裂けたり、木の倒れる方向にずれがでてしまったりするでしょう。これを防ぐための、追いヅル切りと呼ばれる方法があります。
追いヅル切りとは、追い口を2工程にわけていれていく手法で、木が伐採の途中で倒れはじめないというメリットがあります。追い口切りと違い、受け口と反対側ではなく、木の真ん中にチェーンソーを刺し込むのです。
刃を水平に刺し、そのまま幹を貫通させます。さらに、受け口側へとスライドさせ、受け口との間にツルをつくっておきます。そのままの流れで、反対側へスライドさせ、後ろヅルと呼ばれる少しの幅を残し、チェーンソーを引き抜きます。
この後ろヅルが、木を支える部分となりますので、ここを切り離すと木が倒れる仕組みとなっているのです。追いヅル切りのメリットとして、受け口の高さを横から目視しやすく正確なツルをつくりやすいこと、最後に後ろヅルを切るまでは、木が倒れないことがあります。
これらの作業を安全におこなうには、周囲の確認やチェーンソーの正確な使用、ロープで木をしっかり固定しておくなど、安全に木を伐採するためのルールを守る必要があるのです。
安全に木を切るには?守りたい3つのルール
木の切り方として大切なのは伐採方法のほかにも、安全に作業をおこなうということが含まれます。そこで、伐採の際に、守っておきたい3つのルールを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.ノコギリは慎重に使う
伐採作業は、ノコギリよりもチェーンソーを使ったほうが楽におこなうことはできます。しかし、チェーンソーのような電気ノコギリを、使ったことのない方がいきなり伐採に使用することは、安全面であまりおすすめできません。
チェーンソーは、刃が激しく回転し木を切断していきます。そのため、刃のパワーはすさまじく、切断できない硬いコンクリートや石に刃があたった場合、刃がはじき返される力も大きくなってしまうのです。
これをキックバックといい、このとき刃が作業者に向かってくるおそれもあり、最悪の場合は命にかかわる大事故となるおそれがあります。チェーンソーを使用する際は、しっかりと説明書を読んでおきましょう。
2.木をロープでしっかり固定する
受け口や追い口で、ある程度は木が倒れる方向を調整することができます。しかし、万全を期すためにも、木をロープで縛り倒れる方向を調整する必要があるのです。方法として、ロープに重りをつけ、輪っかをつくります。
輪っかを木の上部めがけて投げることで引っかける方法や、脚立などを使い、直接手作業でロープを引っかける方法などがあります。木を倒したい方向に引っ張る必要があるため、幹の半分以上の高さにロープをかけなければなりません。木の重心は幹の全体の半分以下にあるためです。
3.作業中に電線や住居への接触がないか
伐採作業をおこなうときは、周囲の状況確認が大切です。誤って木が電線にひっかかってしまい、電線を傷つけてしまうと停電がおこるおそれがあります。
ほかにも、高木の伐採には、木が倒れるスペースを確保する必要があり、付近の住居の状況をあらかじめ確認しておかなくてはなりません。
危険だと感じたらプロに依頼しよう
電線付近の伐採作業や、住居の近くでの作業に不安を感じた場合は、伐採のプロに依頼してみてはいかがでしょうか。業者であれば、適切な方法で安全に伐採作業をおこなってくれるでしょう。また、伐採作業だけでなく伐採後の後処理も任せることができます。
依頼する際に注意しておきたいことは、費用についてです。伐採にかかる費用は、小木、中木、高木など木の高さで異なります。状況によっては重機を使う必要があり、費用が高くなることも考えられます。伐採にかかる費用についてはホームページや電話で事前に確認することが大切です。
伐採した後の処理について
木は伐採するだけではなく、その後の処分も重要です。まずは、抜根という切り株を取り除く作業が必要になります。また、伐採してできた木の処分方法も考える必要があるのです。ここでは、切り株を取り除く方法や木の処分方法について解説していきます。
木の解体をする
自治体によっては、伐採ででた木や枝は可燃ごみとして回収して、捨てることができる可能性があります。事前に、お住まいの地域の自治体ホームページや問い合わせ窓口で確認しておきましょう。
可燃ごみとして捨てる場合は、ごみ袋に入るサイズにまで細かく切る必要があります。また、自治体により違いはあるものの、ごみの持ち込みを受け入れているクリーンセンターでは、直接枝木を運び込むことも可能です。
切り株を取り除く
伐採した後は、切り株を取り除く必要があります。切り株をそのまま放置していると、害虫発生のリスクだけでなく、ふたたび根が再生して木が成長してしまうおそれもあるためです。
切り株は、幹を切断しているため、腐りやすくなっています。腐った水気のある樹木を好むシロアリにとっては格好のエサとなってしまいます。また、エサを食い尽くしたシロアリは移動を始めます。切り株を放置することは、結果的に周囲への害虫被害のリスクを高めてしまうでしょう。
そこで、切り株を取り除く方法として、切り株の周囲をシャベルで、掘り起こしていきます。その際、根が土からでてきたら、ノコギリなどで切り落としましょう。これを、切り株が引き抜けるようになるまで続けていきます。
解体できた木の処分方法は?
可燃ごみとして回収してもらうほかに、木が必要な人に無償で提供することもできます。木を欲しがっている方に提供することは、木自体が無駄になることもなく、うまく活用してもらえるため、提供する側も気持ちよく処分することができるでしょう。
また、DIYなどで椅子や机に加工できる方はそのまま活用してもよいですし、加工した木を売るという方法もあります。このように、うまく処分できれば、困ることはないのですが、樹高のある木を自分で細かく切って、処分するのは労力がかかります。その場合、業者に依頼することも有効な方法です。
業者であれば、高木でも適切な方法で、安全に伐採することができます。プロに任せておけば、大きな木の切り方に頭を抱える必要もなく、伐採後に残った木の処分に困ることもありません。
伐採依頼と一緒に木の処分まで依頼することができるため、時間や労力をかける必要もないのです。自分での伐採に不安がある方は、伐採お助け隊までお気軽にお電話ください。弊社は365日24時間お電話を受け付けており、最適な業者を紹介することができます。
竹林を伐採しようと考えていても、具体的にどのような方法でおこなえばいいか分からない人もいるかもしれません。竹は普通の樹木よりも生命力が強く、放っておくと次々に繁殖してしまうのです。そのため、業者に依頼をして一気に伐採してもらうのがいいでしょう。
しかし、竹の1本や2本を伐採する場合なら、自力でおこなうことも可能です。そこで、この記事では竹林の伐採方法と、業者に依頼した場合の費用についてご紹介します。竹林の伐採方法を理解することで、自力でおこなうか業者に任せるかを判断する材料にもなるでしょう。
竹林を伐採・駆除したい!方法や手順
竹は生命力が強いため、ただ竹を切るだけだと、再び繁殖するおそれもあります。そのため、竹林の伐採をおこなう場合は、しっかりと手順を踏んでおこないましょう。
竹の伐採・駆除する時期
竹の伐採は9~12月前後におこないます。秋になると、竹が冬越しのために成長をストップさせるため、竹の中をめぐっている樹液が少なくなるのです。樹液が垂れると虫が集まってきたり、服が汚れたりするので、できるだけ竹の水分が少ない秋から冬におこなうのがいいでしょう。
また、伐採する竹の量を少しでも減らしておきたいなら、春にタケノコを採集しておくのもおすすめです。竹に育つと伐採や処理が大変ですが、タケノコであるうちは採集が簡単なうえ、食べて処理することもできるでしょう。
竹伐採の準備
竹の伐採にはノコギリが必要です。ノコギリは刃を畳んで持ち運べるタイプも多いので、扱いやすいでしょう。
伐採の際には、竹のカスや道具によってケガをするおそれもあるので、厚手の手袋と長くつを着用します。さらに、竹林の中では蜂が出ることもあるので、作業着のような厚手の長袖長ズボンを身に着けておくと、深く刺されるリスクも少なくできるでしょう。
竹伐採の手順
竹林伐採をおこなうときは、なるべく1メートルほどの高さを残して、地面と平行になるように切りましょう。斜めに切ると竹が尖ってしまい、ケガにつながるおそれもあるのです。
とくに、竹が冬を越している12~1月前後のうちに伐採しておくと、春に切り口から栄養や水分が漏れて弱ります。そのため、3年ほどで自然に枯れるのです。
枯れた竹はノコギリで切り取ります。ただし、伐採しただけで枯れない場合もあるので、早く確実に枯死させたいなら、次で説明する方法を試してみるのもいいでしょう。
竹を枯らす・駆除の方法
伐採のほかにも、竹林の場合は除草剤で枯死させるという手段もあります。除草剤を使うなら、6月~8月におこないましょう。除草剤を注入する場合、竹が生命活動をおこなっている時期の方が、成分を吸収されやすいのです。
竹を駆除するときは、竹の幹に電気ドリルで穴を開け、穴の中に除草剤を注入します。除草剤は、生命力の強い竹でも根から枯死させる「グリホサート系」というタイプを使うのがおすすめです。
すべての竹に注入をしたら、穴にテープを張ってふさぎましょう。雨水が入って希釈されると、効果が薄くなるおそれがあるためです。
注入後は半年ほど待って様子を見ましょう。除草剤による駆除は、およそ半年~1年前後で効果が出るといわれているので、1年以上たっても様子が変わらなければ、再度除草剤を注入します。
竹伐採・駆除の注意点
除草剤の注入後は、タケノコの採集を控えてください。竹は根を通してほかの竹とつながっているため、除草剤の成分がタケノコの中にも浸透しているおそれがあるのです。そのため、竹藪の中に人が入らないように、注意書きや仕切りも用意しておくといいでしょう。
竹林の伐採作業、途方もなく感じたら…
竹林には何十本もの竹が生えている場合が多いので、1人で駆除するのは難しいかもしれません。もし、竹の伐採が大変だと思ったら、業者に駆除を依頼することをおすすめします。
業者に作業を任せることで、竹駆除にかかる負担を減らすことができるでしょう。また、業者なら伐根までおこなってもらえる場合もあるため、何度も竹が生えてくる心配もないのです。
弊社からご紹介させていただく業者には、現地調査をおこなったうえで見積りを出している場合もあるので、安心して作業を任せられるでしょう。弊社は24時間無料でご相談を受け付けていますので、竹林伐採をお考えならいつでもご連絡ください。
竹林伐採のプロがいる理由「失敗しやすいから」
竹林は、驚異的な生命力の強さから、駆除しても生え直ってくる場合があります。そのため、自力でおこなうよりも、知識の豊富な業者に依頼をした方が成功しやすいのです。そこで、以下では竹の生態による問題点と、業者に依頼をした際の費用相場についてご説明します。
竹の生態・特徴
強い勢いで進むことを「破竹の勢い」というように、竹は1日で1メートル以上も育つ成長力をもっています。また、竹は根の根源である「親竹」を中心に繁殖していくので、何度伐採しても新しく生えてしまうのです。
しかし、軽量なうえに耐久性が高いことから、かつての日本家屋には欠かせない材木のひとつでもありました。また、香りや色合いもいいため、現在でも竹細工やインテリアの原料としても利用されているのです。
竹林は放置しない方がよい
竹は成長力の強さから、1年放置しただけでも大きく繁殖してしまいます。また、伸びた竹の笹が日光を遮るため、地表に光が届かず、ほかの植物の生育を妨げるのです。
また、竹の根は地表近くにしか張らないため、土壌に対して強く根付きません。そのため、土がゆるむと流されてしまい、崖崩れを起こしやすいのです。さらに、国内の竹は需要がないため、竹林のある土地は売れにくいといわれています。
なぜ全国で竹林被害が多いのか
日本の建物が和風から洋風に傾くと、それまで日本家屋の木材として消費されていた竹は、需要が激減しました。また、海外から安価な竹が大量に輸入されるため、国産の竹が売れにくくなったのです。
さらに、需要の低下により、竹林を継ぐ人も少なったといわれています。所有者の死後に竹林だけが残ってしまい、放置されるのです。そのため、竹林が荒れ放題になってしまうケースもあります。
竹林はデメリットばかり?メリットについて考えてみる
竹林は放置しておくことでさまざまな問題を引き起こしますが、うまく利用することで受けられる恩恵もあります。竹林は春になるとタケノコを採集することができ、和風料理として楽しめるのです。
また、竹は日光や熱を吸収するため、夏場の過酷な暑さを緩和できる効果もあります。竹林の中には野鳥も生息するため、涼しげな雰囲気を避暑地として利用できるでしょう。
さらに、京都・嵐山などの観光名所にもあるように、整えられた竹林は色合いや佇まいの美しさも楽しめます。竹は品質さえ良ければ、農業用の炭や木材として加工もできるため、伐採した不要な竹を再利用することもできるでしょう。
本気で竹林を伐採するなら…プロの費用相場
竹林を伐採するなら、業者に依頼をすることをおすすめします。自力での駆除も可能ですが、長い時間をかけておこなう必要があるうえ、失敗するリスクもあるのです。知識のある業者に任せることで、短期間のうちに根絶やしにできるでしょう。
しかし、竹の伐採にかかる費用は、庭木の伐採とは計算方法が違います。庭木の伐採では木の高さと本数で計算しますが、竹林の場合は「面積」で費用を出す場合が多いのです。
さらに、竹を根絶やしにしようと思うと、伐根もおこなわなければいけません。そのため、費用相場を計算するときは、
以上の料金を加えて計算しましょう。そこで、以下では竹林の伐採にかかる費用相場をまとめてみました。
・竹の伐採
100平方メートル:5~10万円前後
300平方メートル:15~25万円前後
500平方メートル:25~40万円前後
・竹の伐根
100平方メートル:12~15万円前後
300平方メートル:35~40万円前後
500平方メートル:60~80万円前後
以上でご説明したように、竹の伐採や伐根は重労働なので、費用も高くなる傾向が強いです。そのため、業者に依頼をしたくても、躊躇してしまう人もいるかもしれません。費用面で不安があるときは、自治体から補助金が出ないか確認してみましょう。
【竹林の伐採】補助金が出る?
地域によっては、竹被害の拡大を防ぐ目的で、自治体から伐採の補助金が出ている場合があります。そのため、伐採にかかる費用の負担額を軽減することができるのです。ただし、地域によっては補助金が出ない場合もあるので、あらかじめ窓口へ相談してみましょう。
少しでも費用の負担を減らしたい場合は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社では明朗会計で対応できる業者をご紹介させていただくことが可能です。ぜひ、お気軽にご連絡ください。
竹林の伐採後…処分はどうする?
竹林の伐採によって出たゴミは、処分するのが大変だといわれています。量が多かったり、解体が大変だったりすることから、普通の可燃ごみとして廃棄するのには大変な時間がかかるのです。そのため、竹の伐採によってゴミが出たときは、以下でご紹介する方法を試してみましょう。
伐採した竹の処理方法
自治体にもよりますが、家庭から出る可燃ごみの廃棄量には限りがあります。そのため、一度にすべての竹を廃棄するのは難しいのです。小出しにして少しずつ捨てることはできますが、竹を解体する手間も出てくるため、時間も労力もかかるでしょう。
また、竹を解体して放置していても、腐って土になるまで時間がかかります。そのため、放置しておくよりも焼いて炭にした方がいいでしょう。
竹の炭は肥料として強い効果を発揮するため、炭にして加工することで再利用できるのです。炭にするときは、無煙炭化器という器に入れて焼きます。煙が出にくいため、家や近隣の住宅が汚れる心配も少ないでしょう。
それでも、大量の竹を炭にしようと思うと、時間もかかります。そのため、労力をかけたくない場合は、業者に竹の処理を依頼するのもおすすめです。
竹林の伐採から処分までぜんぶお任せしたい方
竹林の伐採と一緒に、ゴミの処理も業者に任せられる場合があります。業者によっては、追加料金でごみの処分もしているのです。
弊社からも、ゴミや後処理に対応している業者を紹介させていただく場合があります。忙しくて竹の処理ができない人でも、安心して任せることができるでしょう。さらに、弊社では年中無休でお電話を受け付けていますので、いつでもご相談ください。
いちじくは、実つきがよく育てやすい木だといわれています。そのため、果物の木を育てたことのない人でも、楽しんで育てることができるでしょう。
しかし、こまめなお手入れが必要で、お手入れを怠ると枝が伸びすぎたり、さまざまな病害虫の被害にあったりするおそれがあります。こうなってしまうと、改善のための作業が必要になり、育てていくことを難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで本コラムでは、お手入れができなくなってしまったいちじくを伐採する方法についてご紹介します。木の状態によっては、剪定で解決することもあるので、剪定方法もあわせて覚えておきましょう。
いちじくの木の伐採は、大きくなればなるほど自分でおこなうのが難しく、危険がともないます。伐採を業者に依頼した場合のメリットや費用も解説していますので、伐採を検討中の方はぜひ参考にしてください。
いちじくはどんな状態?まずは剪定してみよう
いちじくの伐採をおこなう前に、まずは木の状態を確認してみましょう。木の状態によっては、剪定をおこなうことで解決できることもあるので、状態の見極めが大切です。
剪定で解決できる木の状態とは?
いちじくの木は、高さ2~5メートルほどまで成長します。枝の伸びすぎで大きくなっているのが邪魔だということであれば、剪定をして大きさを整えればよいでしょう。また、病気で葉の一部がしおれたり変色したりすることがありますが、その程度であれば伐採してしまうことはありません。被害にあった部分を落としてしまえばよいので、剪定をするだけで十分健康な状態に戻すことは可能です。
しかし、害虫被害には、木を枯れさせるようなものがあります。いちじくは、カミキリムシという害虫の被害にあいやすいといわれています。とくにカミキリムシの幼虫は枝や幹を食い荒らすため、被害の範囲が大きいと木が枯れてしまうのです。
殺虫剤で害虫を駆除することはできますが、木が枯れるほど弱ってしまっては、伐採するほかありません。後述の伐採方法を参考に伐採をおこないましょう。
いちじくの木の剪定方法
ここでは、枝の伸びすぎや一部の枝葉が傷んだ状態のいちじくを剪定する方法をご紹介します。いちじくを伐採する場合でも、枝が多い場合は剪定を先におこないます。枝の多いいちじくでも問題なく伐採できるように、剪定方法はしっかりと覚えておきましょう。
いちじくの剪定時期は、2~3月です。品種によって異なりますが、夏か秋に実をつける木なので、冬のうちに剪定をして、翌年の実がなるころに手入れのしやすいサイズになるように、芽の数や木の大きさを調整しましょう。
剪定には、必要な道具が3つあります。簡単な特徴とあわせてご紹介しますので、剪定をおこなう際の参考にしてください。
- 剪定バサミ(太めの枝を切るときに使用します)
- 植木バサミ(細い枝を切るときに使用します)
- 剪定のこぎり(幹や剪定バサミでも切れない太い枝を切るときに使用します)
基本的には、当年に実をつけた枝の先端を切ります。枝の付け根から数えて、2つほど芽を残して、それより先を切り落としましょう。あまり多く芽を残すと、栄養が分散して実つきが悪くなるおそれがあるので、欲張らずに少しずつ芽を残すのが適切です。
あとは樹形を整えるように、伸びすぎた枝や幹に向かって伸びる枝などの、不要な枝を落としましょう。
いちじくの木を放置していると…
「剪定も伐採も面倒!」と思っていちじくの木を放置していると、いくつかのデメリットがあります。以下では、どのようなデメリットがあるのか解説していきます。
・樹高が高くなり自分で処理できなくなる
いちじくの木は、多少お手入れをしていなくても、日光や雨を浴びて成長します。そのため、長い間放置していると、どんどん大きく成長していき、やがて自分では剪定をすることもできない大きさになるおそれがあります。
・害虫が寄り付く
果物のなる木は、果実の甘い香りに誘われて、害虫が寄り付きやすくなるものです。なかでも、いちじくはカミキリムシの幼虫による被害にあいやすく、被害が大きくなれば、幹を食い荒らされて木が枯れてしまいます。背の高い弱った木は、いつ倒れるかわからないので危険です。
・近隣トラブルの原因になる
いちじくの木に寄って来た害虫が、木を伝って近隣の庭に侵入したり、伸びすぎた枝が近隣の敷地に入ってしまったりすると、近隣トラブルの原因になるおそれがあります。
上記のような問題が起こらないよう、いちじくの木の伐採は、早めに決断して作業をおこないましょう。
いちじくの木の伐採方法
いちじくの木の一部ではなく、木が枯れるほど弱ってしまっている場合や、これ以上育てられないと判断した場合は、いちじくの木の伐採が必要です。
ここからは、いちじくの木の伐採をおこなうときに必要な道具と、正しい手順をご紹介します。また、伐採をおこなううえでの注意点もあわせて解説しますので、ケガや失敗のないように伐採をおこないましょう。
伐採に必要な道具
伐採に必要な道具は、おもに下記の3つです。木を切るだけでなく、根までしっかりと処理しなくてはならないので、抜根に必要な道具も忘れずに用意しましょう。
・チェンソーもしくはのこぎり
木を切るときに使用します。幹が太いものはチェンソー、細めの幹のものはのこぎりを使うとよいでしょう。
・ロープ
木にくくりつけて、木を倒したい方向に引っ張るようにして使います。木が安全な方向に倒れるように木のバランスをとる役割を果たします。
・シャベルもしくはスコップ
伐採後、根を掘り出すのに使用します。背の低い木であればスコップで十分ですが、樹高が高くなっている場合はシャベルを用意しましょう。
伐採手順
道具がそろったら、伐採をおこないます。木を切り始める前に、周囲を確認し、木をどの方向に倒すかを決めましょう。建物や電線などの障害物がないか、人が通ることがないかなどを確認し、障害物のないまたは少ない方向に木を倒します。
倒す方向が決まったら、ロープを木にくくりつけて倒したい方向に引っ張り、別の木や岩など太くて丈夫なものに縛っておきましょう。
また、木が倒れるときには、いちじくの木から走って離れることになります。足元に石や枝など、足を引っかけるおそれのあるものがないようにしておきましょう。
ここまで下準備ができたら、木を切り始めます。まずは上部の枝の本数を減らしましょう。上部の枝が多いと、木が倒れるときに重みでバランスを崩しやすくなります。上部を軽くして、木を倒す方向をコントロールしやすいように調節しておきましょう。
次に、幹に受け口をつくります。木を倒すほうに、幹の3分の1くらいの深さまで切り込みを入れましょう。このとき、切り込みはくの字になるように入れるのですが、角度は30~45度になるようにしてください。
受け口ができたら、反対側に追い口をつくります。追い口は、受け口のやや上くらいの高さに、まっすぐに切り込みを入れましょう。深さは、受け口と追い口の間の幹が10分の1くらい残る程度です。あとは、追い口のほうからゆっくりと木を押せば、木が倒れます。
伐採が終わったら、残った根を掘り出しましょう。スコップかシャベルで根の周りの土を掘り、ある程度掘れたら根を引っ張って抜き出します。土が固い場合は水をかけたり、根が抜ききれない場合は除草剤を使って根を枯れさせたりして、根までしっかりと処理しましょう。
伐採の際の注意点
いちじくの木の伐採には、チェンソーやのこぎりといった刃物を使用します。操作を誤って自分の体を傷つけないように、慎重に扱いましょう。とくに、チェンソーを使用する場合は、幹に刃が引っかかると、自分に向かって刃が跳ね返ってくるキックバックという現象が起こるおそれがあります。無理な操作をしないよう十分注意してください。
自分でいちじくの木の伐採をおこなうことが難しいと感じたら、業者に依頼することも視野にいれておきましょう。
伐採をするなら業者への依頼がおすすめ
いちじくの木の伐採は、業者に依頼するという方法もあります。とくに、高く成長してしまった場合は、自力で上部の枝を落とすのも、木を倒すときにバランスをとるのも難しくなるので、業者への依頼がおすすめです。
伐採を業者に依頼するメリット
伐採を業者に依頼するメリットは、大きくわけて3つです。どのような点がよいのか、具体的に解説します。
・身体的負担がない
業者に任せれば、枝や幹を切ったり根を掘り起こしたりといった重労働をおこなうことがないので、身体的負担がありません。そのため、体の不自由な方や高齢の方でも伐採をおこなうことができます。
・道具をそろえる必要がない
業者には、伐採に必要な道具がそろっています。自宅に道具がなにもなくても、新たにそろえる必要はありません。購入費用や道具を保管する場所を考える必要もないので、そのぶんの負担がなくなります。
・安全に伐採できる
木を倒す際の方向決めや、近隣への影響などを考えるのも業者がおこないます。予定どおりの方向に木が倒れなかったときでも、業者であれば安全な対処法がわかっているので、大きな事故につながることはないでしょう。
伐採を業者に依頼した場合の費用相場
業者依頼の際に気になることは、やはり費用面でしょう。いつでも依頼できるように、どのくらいの費用がかかるのか、相場を覚えておきましょう。
伐採費用は、おもに木の大きさと作業の難易度で決まります。ここでいう大きさとは、樹高の高さのことで、高くなればなるほど費用は高くなるのです。以下が、木の大きさで変わる伐採費用の相場となります。
3メートル未満は低木、3~5メートルは中木、5~7メートルは高木に分類され、それ以上の高さになると別途見積りとしている業者がほとんどです。料金は、低木が2,000~8,000円ほど、中木が9,000~15,000円ほど、高木が20,000~30,000円ほどとなっています。
上記の料金に、抜根作業や伐採後の木の処分を希望すると、追加料金がかかります。作業場所の足場の状態や周囲の環境によっては、クレーンなどの重機が必要な場合があります。作業難易度による費用の変動は、ケースバイケースであるため、詳細は業者に確認しましょう。
業者選びのポイント
業者に依頼するメリットや、費用がわかったところで、業者選びのポイントをご紹介します。ポイントは2つ、見積りがわかりやすいことと、実績があることです。
・わかりやすい見積り
どの業者に依頼する場合でも、作業の前に見積りをとって内容を確認することになります。作業内容や費用の内訳がわかりにくい見積りは、依頼者にとっては不安材料です。しっかりと内容が理解できる、わかりやすい見積りを出す業者に依頼しましょう。
・実績がある
作業の経験が多いことや評判がよいことは、信頼がもてる業者の条件です。業者のホームページや口コミサイトを参考に、施工件数や作業員の印象などを調べてみるとよいでしょう。
業者選びのポイントがわかっても、業者の探し方がわからないという方もいるでしょう。また、初めて伐採を依頼する場合は、作業内容についてもわからないことが多いのではないでしょうか。そのような不安のある方は、一度弊社にご相談ください。
弊社では、お電話でご相談内容を確認し、解決に適した業者のご紹介をおこないます。最初から1社に決める必要もなく、複数の業者の見積りをとって比較検討するということもできるので、安心してご利用いただけるでしょう。
まとめ
放置したいちじくの木は、庭に害虫が寄り付く原因になります。そして、害虫はいちじくの木だけでなく、周りの木々や近隣の庭にも侵入して被害をおよぼす危険性があるものです。
また、伐採しないまま放っておくと、自分では手がつけられなくなり、業者に依頼するころには、作業が難しい状態になっているおそれがあります。伐採は、無理に自分でおこなうとケガをするおそれのある作業です。業者への依頼も視野に入れて検討し、早めに作業の決断をすることをおすすめします。
難しい作業に高額の費用を払ったり、害虫による近隣トラブルが起こったりしないよう、いちじくの木の伐採は早めにおこないましょう。
果実や紅葉を楽しむことができる柿の木は、日本の秋を象徴する植物のひとつです。柿の木が伸びすぎた場合は、できるだけ早めに伐採や剪定することをおすすめします。
伸びた木を放置してしまい、強風によって木が傾いてしまった、枝が折れてしまったという場合は、近隣住民に迷惑をかけるおそれがあるので、早急に対処しなければなりません。
そこで本コラムでは、柿の木のおもな特徴や伐採・剪定方法、業者に依頼して伐採や剪定をしてもらうメリットなどをご紹介しています。
伐採・剪定作業は慣れていないと、自分でおこなうのは時間がかかり、失敗してしまうことも考えられるでしょう。「せっかく育ててきた柿の木を台無しにしたくない!」と心配な方は、ぜひ業者に相談してみることをおすすめします。
確認しよう!柿の木の特徴
柿は日本を代表する果実のひとつで、秋の風物詩として昔から親しまれてきました。まずはおもに柿の木の特徴を紹介し、成長の特徴や柿の実がつく時期などを解説していきます。ぜひ、柿の木について理解を深めてみてください。
柿の木は落葉樹!
柿の木は落葉樹の植物です。9~11月頃に果実が実り、そのあと紅葉によって葉が真っ赤に色づきます。そして11~12月頃には色づいた葉はすべて落葉するのです。落葉すると枝と幹だけの状態になります。この状態は休眠期間と呼ばれ、翌年の3月ごろまで続くのが特徴です。
そのため、伐採や剪定をするなら葉がすべて落葉している12~3月におこなうのが望ましいでしょう。柿の木を伐採・剪定する方法については、後述いたします。
日光に当たらないと枯死してしまう
柿の木は、ほかの植物と同じように、真っすぐと上に伸びていきますが、太陽に当たりにくい枝は枯死してしまうことがあります。そのため、成長するにつれて下のほうにある枝は枯れていってしまうのです。
柿の木は横方向に成長する
柿の木の幹は曲がりながら成長するといった特徴があり、多くの枝を分けて横に広がっていきます。柿の木は1年に15cmほど成長し、実がなる頃には樹高は2~5mほどになるといわれています。桃栗三年柿八年という言葉があるように、柿の木が大きく育つにはかなりの年数を要することを知っておくとよいでしょう。
柿の実がつき始める時期は?
柿の木に実がつき始める時期は、木を植えてから3~4年ほど経った頃といわれています。また果実がつく季節は、秋から冬にかけての10~11月頃です。
しかし、きれいでおいしい果実を実らせるためには、適切なメンテナンスや摘果作業をおこなうことが重要となってきます。そこで次からは、おいしい柿を収穫するためにおこなうべき手入れや剪定・伐採についてご紹介していきます。
もし、柿の木の伐採や剪定に失敗したくないという方は、業者を利用してみることをおすすめします。弊社は全国さまざまな業者と連携をとっているため、お客様に合った業者をご紹介させていただくことができます。柿の木のお手入れでお悩みの際は、ぜひ一度ご相談ください。
柿の木・枝の切り方
ここからは、柿の木や枝を伐採・剪定する方法についてご紹介していきます。正しく伐採・剪定をおこなうことで、きれいな柿の木を育てることができるでしょう。
柿の木の伐採・剪定時期は?
先述したとおり、柿の木の伐採・剪定をする時期は12~3月頃がよいでしょう。冬の時期は、柿の木は休眠期に突入するため、木を切っても成長のための栄養分を失うことがありません。
また、柿の木のような落葉樹の植物は、冬になると葉がすべて落ち、枝だけになるので、比較的安全に伐採や剪定をおこなうことができるのです。
10~11月は果実を収穫する時期になるので、収穫が終わったら剪定をするとよいでしょう。もし、葉がついている時期に剪定をしてしまうと、栄養分が葉に行き渡らなくなり、成長に悪影響が生じる場合があるので注意するとよいです。
柿の木の伐採方法
柿の木を伐採する際は、枝打ちをしてから木を切り倒すとよいです。また伐採する際は、長袖長ズボンの作業着やヘルメットなどを身に付けて、安全に作業をおこないましょう。それでは伐採の手順について、それぞれ詳しく説明していきます。
・枝打ちをする
枝打ちとは、物理的に邪魔な枝や、余分な枝を切り落とすことを指す林業用語です。伐採においては、木を倒すときに電線やフェンスなどの場所に引っかからないように、枝を切り落とすことを意味します。木を切り倒す前に枝打ちをしておくことによって、スムーズに作業をすることができます。
枝を切るときはノコギリやナタを使用しましょう。枝打ちをおこなう際は、高所での作業になることが多いので、十分安全に気を付けて慎重におこなうことを心がけましょう。
・木を切り倒す
枝打ちが終わったら、チェーンソーを使って木を切り倒しておきます。まずは、木を倒す方向にチェーンソーで「くの字」のように切り込み(受け口)を入れましょう。受け口を入れる場所は、ちょうどひざ下くらいの位置にするとよいです。受け口の切り込みは、幹の直径の3分の1くらいまでにするとよいでしょう。また「くの字」の角度は30~45度になるようにするとよいです。
受け口の切り込みを入れたら、反対側から、再びチェーンソーを使って地面と水平に切り込み(追い口)を入れていきます。追い口を入れる場所は、受け口の切り込みの少し上あたりです。
そして、幹の直径をみて3分の2くらいの位置まで切り込みを入れます。そうすると、受け口のほうへ少しずつ木が傾いてくるので、安全に十分配慮しながら木を倒しましょう。
柿の木の剪定方法
ここからは、柿の木を剪定するポイントについて見ていきます。上手に剪定をすることで、その後の成長にも関わってくるので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
・主幹から45度に生えている枝は残しておく
前述したように、柿の木は横方向に成長するのが特徴の植物です。主幹から45度の方向に生えている枝は切らずに残しておくとよいでしょう。切らずに残しておくことで、横に広がる際に理想的な樹形に成長しやすいのです。木が横方向に伸びることで、柿の実が付きやすくなるのです。
一方、主幹から45度よりも小さい角度で、真上の方向に生えている枝は早いうちに剪定しておくのが望ましいでしょう。そのまま切らずに残しておくと、上方向に成長してしまい、横方向に柿の木が広がらなくなることがあります。柿の木が横方向に成長しないと、うまく柿の実が付いてくれないことがあるのです。
・果実の量を調整する
柿の木に果実が多く実りすぎてしまうと、果実に届く栄養が分散されてしまいます。そのため、剪定をおこなうことによって、果実の量を調整する必要があるのです。このように、果実の量を調整する作業のことを摘果と呼びます。
摘果をおこなう時期は果実が成長する7~8月頃が適しているでしょう。また摘果するときは、1つの枝に1~2個、果実が成るように切っていくとするとよいです。摘果する果実は、病気になったものや奇形のものを中心に切っていくとよいです。このような作業をおこなうことで、おいしくて甘い柿の果実を収穫することができるようになるでしょう。
・枝を間引きする
柿の木の枝同士が密集しすぎていると、幹に日光が当たらなくなってしまうことや、不要な枝が果実に触れてしまうことによって、果実にダメージを負わせる危険があります。また枝に太陽が当たらないと、枯れてしまうこともあるので、枝の量を調整してよい環境をつくることは非常に重要です。
しかし、枝が密集しているからといってむやみに枝を剪定していいというわけではありません。具体的には、切り戻し剪定や透かし剪定をおこなうとよいでしょう。
切り戻し剪定とは、古い枝を途中で切って、新たな強い枝を育てる剪定方法です。一方、透かし剪定は、成長しすぎたり混み入った枝を中心に切っていくことをいいます。
しかし、伐採や剪定に慣れていない方は、自分でおこなうのは不安に感じることもあるでしょう。その時はぜひ弊社を利用してみてください。弊社は全国に加盟する業者と連携して、24時間365日いつでも対応をおこなっております。まずは一度お電話をお待ちしております。
柿の木を自力で切る自信がない…業者に任せる場合
これまで、柿の木の特徴や伐採・剪定方法について見てきました。ここからは、柿の木の伐採や剪定を業者に依頼するときの、価格の目安やメリットに焦点を当ててご説明しています。自分で伐採・剪定をおこなうよりも、プロに依頼したほうが確実に作業をおこなってくれるので、まずは検討してみてはいかがでしょうか。
庭木一本でも頼める?
伐採や剪定を業者に依頼する場合、庭木1本からでも依頼することができます。庭木の高さによって値段が変わってくるので、事前にホームページや問い合わせ窓口などで確認してみるとよいでしょう。庭木の伐採・剪定の単価目安は以下のようになっております。
- 低木(高さ3m未満):3,000円程度
- 中木(高さ3~5m程度):6,000~7,000円程度
- 高木(高さ5~7m程度):15,000~17,000円程度
業者に相談するメリットは?
伐採や剪定を業者に依頼することによって、病気の発症や、大きく成長しすぎなどのトラブルを解決することができます。慣れていないまま自分で伐採や剪定をおこなうと、おいしい果実も収穫できなくなるなど、きれいに成長してくれないこともあるでしょう。長年育ててきた柿の木が、慣れない伐採や剪定によって台無しになってしまうことは避けたいですよね。
そこで伐採・剪定のプロに依頼すると、安全かつ確実に伐採や剪定をおこなってくれます。また成長に置いて、病気にかかりにくくする方法やきれいな樹形を保つ方法など、さまざまなアドバイスをもらえるでしょう。
弊社は、24時間365日いつでも電話対応をおこなっております。柿の木に関するトラブルの解決や、理想的な柿の木を育てるためにも、まずは弊社にお電話をしてみてください。全国のさまざまな伐採・剪定業者から、お客様に合った業者をご紹介いたします。
ヒバの木は生長が早いため、生長に合わせて適度に剪定をおこなう必要があります。しかし、剪定をおこなう時間が取れず、「自分では手がつけられないほど大きくなってしまった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分では手がつけられないほど大きく生長したヒバの木は、ご近所の土地にまで侵入したり、害虫を寄せ付けたりするおそれがあります。そのため、世話をする時間がないという方は、ヒバの木の伐採を視野に入れておく必要があるでしょう。
この記事では、ヒバの木を伐採するべきかどうか、ヒバの木を伐採・剪定する時期や方法などについてご紹介します。また、業者にヒバの木の伐採・剪定を依頼したときの費用などもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ヒバの木が大きくなりすぎた……伐採するべき?
ヒバの木が大きくなっても、必ず伐採しなければいけないわけではありません。ヒバの木の大きさによっては、剪定をおこなうことで適切な大きさに整えることができます。この項目では、ヒバの木を伐採する状況と剪定でも整えることができる状態の説明や、伐採後の抜根などについてご紹介します。
育ちすぎたヒバの木は「伐採」or「剪定」しよう
基本的に育ちすぎたヒバの木は、伐採するのがおすすめです。自分の手に負えないほど育ったヒバの木を放置すると、隣の土地にまで枝や葉が侵入したり、害虫を寄せ付けたりしてしまうおそれがあります。そのため、自分でヒバの木を管理するのが大変だと感じたら、伐採を検討してみましょう。
一方で、少し大きくなってきたと感じる程度であれば、剪定で適切な大きさに整えることも可能です。適度な大きさにヒバの木を保つために、定期的な剪定が必要となりますが、今後も庭木として楽しみたい方にはおすすめです。
伐採するときは抜根もお忘れなく!
ヒバの木を伐採した場合は、残った切株の抜根を忘れないようにしましょう。切株をそのまま放置すると、シロアリなどの害虫を寄せ付けたり、地中の根が腐って地盤沈下の原因になったりするおそれがあります。そのため、ヒバの木を伐採するのであれば、一緒に抜根もおこなうようにしましょう。
どうすべきか悩む……そんなときはプロに相談!
もし、ヒバの木を伐採するか剪定するかで悩んでしまった場合、プロに相談するのがおすすめです。プロにヒバの木の状態を確認してもらうことで、伐採と剪定のどちらをおこなうべきか適切に判断してもらうことができます。
弊社にご相談いただければ、ヒバの木の伐採と剪定のどちらもおこなうことが可能なプロをご紹介いたします。「ヒバの木を伐採するか剪定するかで悩んでいる」という方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。
ヒバの木を伐採・剪定する時期や方法について
ヒバの木を伐採・剪定するときは、正しい方法を理解しておくことが大切です。正しい伐採・剪定を理解しないまま作業をおこなうと、慣れない作業でケガをしてしまうおそれがあります。そこで、以下にヒバの木の伐採・剪定する時期や方法などについてご紹介します。
自分で伐採できる範囲
自分でヒバの木を伐採する場合、木の樹高を確認しておくことが大切です。自分で安全に伐採できる木の樹高は、3m以下までとなっています。樹高が3mを超える木を自分で伐採しようとすると、高所での慣れない作業になることが多く、落下してケガをする危険性が高くなってしまうためです。
そのため、自分でヒバの木を伐採するときは、必ず樹高が3m以下である場合のみにしましょう。
伐採の流れ
ヒバの木の伐採をおこなう前に、まずは伐採に必要な道具を用意します。伐採に必要な道具は以下のとおりです。
木の幹に切り込みを入れる道具として、のこぎりを使用します。軍手は、のこぎりを扱う際にケガをしないためにも、必ず装着してから作業をおこなうようにしてください。ロープは、倒したい方向に向かって木に巻き付けておくことで、木が思わぬ方向に倒れることを防ぐことができます。ゴミ袋は、伐採後の木を可燃ゴミとして処分するために用意しておきましょう。
実際に伐採をおこなうときの手順については、以下のとおりです。
1.木を倒す方向を決める
まずは、木を倒す方向を決めます。木を倒す方向を決めるときは、人通りが少なく障害物がない方向を選ぶようにしましょう。木を倒す方向が決まったら、用意したロープを使って倒したい方向へと木を引っ張るようにして固定してください。
2.幹に切り口を作る
次に、木を倒すために必要な「受け口」と「追い口」と呼ばれる、ふたつの切り口を幹に作ります。受け口と追い口を作ることで、木の重みを利用して簡単に木を倒すことが可能です。
受け口を作るときは、木を倒したい方向から幹の直径に対して1/4程度の深さまで、地面と水平に切り込みを入れます。その後、約30度の角度が付くように少し上の位置から、初めに入れた切り込みに向かって、くの字型になるように切り込みを入れて完成です。
追い口の場合、受け口の反対側かつ少し上の位置から、幹の直径に対して半分程度の深さまで、地面と水平に切り込みを入れるだけです。
3.木を倒す
受け口と追い口が完成したら、周囲に人がいないことを確認して、倒したい方向から固定していたロープで木を引いて倒します。受け口と追い口がしっかりと作れていれば、簡単に木を倒すことができます。
4.伐採した木を処分する
無事に木を伐採することができたら、ゴミ袋に入る大きさに木を切って、ゴミ袋に入れた後、可燃ゴミとして処分してください。住んでいる地域によっては、処分に関するルールが定められている場合があるので、事前に市のホームページなどで確認しておきましょう。
抜根の流れ
残った切株を抜根する場合、スコップを用意してください。抜根の手順については、以下のとおりです。
1.切株の周辺にある土を掘る
まずは、切株から少し離れた場所からスコップを使って、土を掘っていきます。
2.スコップで根を切る
スコップを使って土を掘っていくと、木の根が見えてくるので、スコップを使って根を切ってください。このときに根を切っておかないと、根が邪魔で切株を抜きづらくなってしまうためです。
3.切株を手で引き抜く
ある程度の根を切ることができたら、最後に手で切株を引き抜きます。切株が引き抜けない場合は、もう少し根を切ってから再度試してみてください。無事に切株を引き抜くことができれば、抜根作業は終了となります。
ヒバの木の剪定時期・コツ
ヒバの木の剪定に適した時期は、7月~8月を除いた5月~10月ごろです。この時期は、枝の新芽が付くため、新芽が付かない古い枝を判断しやすく、ヒバの樹形を整えやすいためです。
ヒバの木の剪定は、おもに古い枝と枯れた枝を、剪定ばさみで切っていきます。剪定の手順については、以下のとおりです。
1.枯れた枝を切る
まずは、ヒバの木の全体を確認して枯れた枝がどこにあるのか把握しておきます。枯れた枝がどこにあるのか把握できたら、すべて切り落としていきましょう。枯れた枝が残ったままだと、病害虫が発生する原因にもなるので、切り忘れがないようにしてください。
2.古い枝を切る
枯れた枝を切り落とすことができたら、次に古い枝を切っていきます。古い枝を切っておくことで、枝の量を全体的に減らして、全体の風とおしをよくすることができます。このように、全体の枝の量を減らす剪定方法のことを「間引き剪定」といいます。
ヒバの木は、基本的に間引き剪定をおこなうことで、きれいに樹形を保つことができるので、強い剪定はおこなわずに、間引くようにしましょう。
無理は禁物!プロの手を借りるのもアリです
もし、ヒバの木の伐採・伐根や剪定を自分でおこなうのが不安だという場合は、プロの手を借りるのがおすすめです。プロであれば、自分で伐採をおこなうには危険な樹高が3mを超える木であっても、安全に作業をおこなうことができます。また、抜根や剪定に関しても、豊富な知識と経験を活かして、適切におこなってもらえるでしょう。
弊社にご連絡いただければ、ヒバの木の伐採・伐根や剪定が可能なプロをご紹介いたします。「伐採と伐根を一括でお願いしたい」「とりあえず剪定だけお願いしたい」といったご要望にもお応えすることが可能です。ぜひ、お気軽にご連絡ください。
業者に伐採・剪定してもらうときの費用と注意点
業者にヒバの木の伐採・剪定を依頼したときにかかる費用は、業者ごとによって異なります。伐採か剪定かによっても、費用が異なるため、業者への依頼を検討されている方は、費用相場を知っておくことが大切です。以下に、業者にヒバの木の伐採・剪定を依頼したときの費用相場と、業者選びの注意点についてご紹介します。
気になる費用相場は…
木の伐採・剪定にかかる費用は、基本的に木の樹高によって設定されていることが多いです。このとき、木の樹高によって「低木」「中木」「高木」の3種類に分けられます。伐採・剪定それぞれの費用相場に関しては、以下のとおりです。
・伐採の費用相場
- 樹高0m~3m未満の低木 5,000円~10,000円程度
- 樹高3m~5m未満の中木 9,000円~17,000円程度
- 樹高5m~7m未満の高木 12,000円~25,000円程度
・剪定の費用相場
- 樹高0m~3m未満の低木 3,000円~5,000円程度
- 樹高3m~5m未満の中木 5,000円~7,000円程度
- 樹高5m~7m未満の高木 10,000円~17,000円程度
ヒバの木の場合、生長具合にもよりますが、最大15m程度の樹高になることがあります。そのため、詳細な費用を知りたい場合は、業者に見積りを取って確認するようにしましょう。
業者選びの注意点
業者にヒバの木の伐採・剪定を依頼するときは、業者の選び方に注意する必要があります。適当に業者を選ぶと、思っていたよりも費用がかかったり、希望どおりに作業をおこなってもらえなかったりするおそれがあるためです。業者選びの注意点としては、以下のような点が挙げられます。
・日程を合わせてもらえるか
業者に作業を依頼する場合、こちらの日程に合わせてもらえるかどうかが重要です。いくら費用や作業内容が自分の希望とあった業者であっても、双方の日程が合わなければ、作業を依頼することができません。そのため、こちらの日程を確認したうえで、日程を合わせてくれる業者を選ぶようにしましょう。
・見積りが無料かどうか
業者にヒバの木の伐採・剪定を依頼するときは、事前に費用や作業内容を確認できることから、見積りを取ることが欠かせません。しかし、見積りが有料である場合、複数の業者から見積りを取るたびに費用がかかってしまいます。そのため、業者を選ぶときは、見積りが無料であるところを選ぶとよいでしょう。
伐採・剪定は【伐採お助け隊】にお任せ!
もし、自分で業者を探すのが大変だという方は、伐採お助け隊にお任せください。伐採お助け隊にご連絡いただければ、現地調査による見積りが無料である業者をご紹介いたします。また、作業日程に関しても、依頼者の希望をお聞きしたうえで、最適な業者をご紹介させていただきます。ぜひ、伐採・剪定業者をお探しの方は、伐採お助け隊までご連絡ください。
「立木が成長しすぎて邪魔になってしまった」「所有している山林をきれいにしたい」といった理由で、木の伐採を検討している方もいるのではないでしょうか。
しかし、この伐採作業、じつは“森林法”という法律で厳しく管理がされており、きちんと行政手続きを踏んでからおこなわないと、法律違反となってしまうことがあるのです。
そこで今回は、森林で伐採をおこなうときの手続きについて、その内容や届出の提出方法などを解説します。保有している山林の伐採を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
森林での伐採には「伐採届」が必要なこともある
「自分の土地にある木であれば、自由に伐採しても構わないだろう」と思っている方もいるかもしれません。しかし、じつは森林を伐採するためには管轄の市町村や都道府県などから“許可”を得なければならないことがあるのです。
ここではまず、どういう場合に伐採許可が必要となるのか、許可を得るためにはどのような届出をすればよいのか、などについてご紹介しましょう。
どういう場合に伐採の許可が必要?
個人が勝手に木の伐採をおこなってしまうと、二酸化炭素の吸収や酸素の放出などに必要となる大切な森林が、どんどん減ってしまいますよね。こうしたことを防ぐため、日本では各都道府県ごとに、保護すべき森林区域が定められています。これが、“地域森林計画”と呼ばれるものです。
都道府県が制定した“地域森林計画”の区域内にある森林を伐採する場合、たとえたった1本の伐採であろうと、行政からの許可が必要となります。ただし、以下に該当する場合は伐採許可が必要ありません。
- 地域森林計画の対象区域外の木を伐採するとき
- 例外的に伐採が認められている木を伐採するとき(※)
(※倒れそうな木や枯れた木を伐採する場合、法令に基づく測量や実地調査、施設保守の支障となる木を伐採する場合 など)
上記以外の森林伐採は、基本的にすべて行政からの許可が必要であると考えておきましょう。
「伐採届」とは
伐採の許可を得るためには、木の伐採をおこなう前に“伐採届”を提出する必要があります。具体的な提出物や提出時期、提出先は以下のとおりです。
<提出物>
・伐採および伐採後の造林の届出書(伐採届)
伐採することや、その後に造林(ぞうりん/新たに木を植えること)をおこなうことについて、許可を得るための書面です。
<提出時期>
伐採作業日の90日前~30日前まで
<提出先>
伐採対象の森林を管轄とする市町村長
※伐採面積が広範囲となる場合、地域によっては都道府県知事に提出しなければならないこともあります。
なお伐採届の提出を怠った場合、森林法に基づき罰金が科されるおそれもあります。伐採作業は、伐採届の提出が済んでいるかどうかをしっかり確認してからおこないましょう。
「保安林」の場合は、別の許可が必要!
伐採しようとしている立木が、農林水産大臣や都道府県などから“保安林”として指定されている場合、通常の伐採届では伐採許可を得ることができません。保安林として指定されている森林は、伐採に厳しい制限が設けられているからです。
保安林の伐採をおこないたい場合は、市町村長に提出する通常の伐採届ではなく、都道府県知事宛ての特別な伐採届(保安林内立木伐採許可申請書など)で許可を申請することになります。
通常の伐採届とは手続き方法が異なりますので、伐採をおこなう際は、その木が保安林に指定されているかどうかを事前に確認しておきましょう。
森林で伐採を始める前にしておくこと
ここからは、実際に森林で伐採をおこなう際に必要な手続きの流れをご紹介します。手続きが漏れてしまうと森林法違反になってしまうこともあるため、気をつけましょう。
<1>伐採届が必要かどうかを確認する
まずは伐採を検討している森林が、地域森林計画の対象区域内にある森林であるかどうかを確認してください。地域森林計画の対象森林であったとしても、倒木の危険性があるケースなど、例外的に届出が必要ない場合もあります。判断が難しい場合は、最寄りの市町村窓口に確認しましょう。
<2>必要な書類をそろえる
伐採届が必要であることがわかったら、必要な書面をそろえます。行政のホームページ上などにある伐採届のフォーマットを印刷し、必要事項を記入しましょう。なお市町村によっては、伐採場所がわかるような図面や登記事項証明書のコピーなどの提出が求められることもあります。事前に市町村窓口に連絡し、必要となる書面を確認しておくと安心です。
<3>期日まで伐採届を市町村窓口に提出する
伐採届は、伐採作業日の90日前から提出することができます。伐採作業日の30日前が期日となりますので、遅れることのないよう、余裕を持って提出しましょう。
伐採届を提出して伐採したあとには「状況報告書」も必要
地域森林計画区域内で伐採をおこなった場合、伐採後に“状況報告書”と呼ばれる書類を提出しなければなりません。こちらの書面も伐採届と同様に、提出が漏れると森林法違反となり多額の罰金が科せられるおそれがあるので注意しましょう。状況報告書の具体的な提出物や提出時期、提出先は以下のとおりです。
<提出物>
・伐採および伐採後の造林にかかる森林の状況報告書
伐採方法や伐採にかかった期間、造林の方法などについて報告するための書面です。伐採前後の森林の様子を写した写真の添付が必要となる場合もあります。
<提出時期>
造林作業終了日の30日後まで(造林しない場合は伐採終了日の30日後まで)
<提出先>
伐採対象の森林を管轄とする市町村長
※伐採面積が広範囲となる場合、地域によっては都道府県知事に提出しなければならないこともあります。
伐採届の必要な森林での伐採なら業者に依頼するのがおすすめ!
地域森林計画区域に入っている森林の伐採をおこなう場合は、ここまでご紹介してきたとおり、伐採届や状況報告書の提出など、複雑な行政手続きが必要となります。はじめて伐採をおこなう方の場合、「手続きが漏れたらどうしよう」「書面の記載方法がわからない」と悩んでしまうこともあるでしょう。
そういった場合は、伐採を業者に依頼するのがおすすめです。伐採業者の多くは伐採届に関する知識も豊富ですので、伐採届の書き方や提出すべき書類の集め方などについて、親身に相談に乗ってくれるでしょう。
弊社にご相談いただければ、実績豊富な伐採業者を迅速にご紹介することが可能です。もちろんご紹介料は無料ですので、安心してお問い合わせください。
まとめ
今回は、伐採の際に必要となる“伐採届”や、伐採後に提出する“状況報告書”についてご紹介しました。「自分が所有している森林の伐採にも許可が必要だとは、知らなかった」という方もいるのではないでしょうか?
知らなかったでは済まされないのが法律の怖いところです。万が一にでも森林法違反に抵触してしまうことのないように、ぜひ森林伐採をおこなう際はプロの伐採業者に相談してみてください。
スムーズな伐採作業をおこなってくれるのはもちろんのこと、必要書面などについても、きっと丁寧なアドバイスがもらえるはずです。
もみの木は、古くからクリスマスツリーとして多くの方に親しまれてきました。そんなもみの木は、健やかに育っていくと、高さ30m近くまで成長するといわれています。
そのため、伐採する必要が発生したときには、可能であれば伐採業者に依頼したほうがよいです。自分で伐採することも可能ですが、大木に育ってしまっている場合は高所での作業になるため、作業が非常にむずかしくなり、危険がともなうからです。
本コラムでは、もみの木の伐採を自分でおこなう方法や優良業者の選び方、伐採の後始末の方法などをご紹介していきます。コラムを最後まで読んで、自分で伐採できる基準を見極めて、もしできないと感じたら業者に依頼してみるとよいです。
もみの木の伐採を自分でやる場合
ここでは、もみの木の伐採を自分でおこなう場合の方法についてご紹介していきます。伐採に必要となる道具や伐採の手順についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分で伐採できる基準
伐採を自分でおこなう場合、ある程度慣れていないとむずかしいでしょう。伐採の経験がない素人の方がおこなう際は、高さが3m未満、幹の直径が20cm以下の庭木であれば、無理をすることなく伐採することができるとされています。
伐採の準備
伐採をする際は、まず枝の除去をおこないます。あらかじめ枝を切っておかないと、木が倒れたときに枝が折れて周りに飛び散ってしまうことがあり、非常に危険です。そして、実際に伐採をおこなう際は、以下のような道具が必要になります。ひとつずつ確認して、必ず手元に準備しておきましょう。
・チェーンソー
チェーンソーは、伐採をおこなううえで欠かせない道具になります。チェーンソーはサイズや動作方式などさまざまなものがあるため、庭木の大きさに合わせて、使い勝手のよいものを選びましょう。
・ノコギリ
ノコギリも伐採をするうえで必要な道具になります。ノコギリはチェーンソーに比べると、木を切り倒すのに時間がかかりますが、正確に木を倒すことができます。そのため、木を切る道具としてひとつは持っておくと重宝するでしょう。
・ロープ
ロープは木を倒す方向を定めるために使用します。庭木の上の位置にロープをくくり付けて、目的とする方向に引っ張ることで、木を倒したい方向に倒すことができます。
・クサビ
クサビは、固い木材や金属で作られたV字型の形をしている道具です。チェーンソーで切り込んだ切り口にクサビを差し込み、ハンマーなどで強くたたくことで、木が倒れる方向を調整することができます。
・シャベル
シャベルは、伐採が終わった後に残った切り株を撤去するために使用します。切り株の根っこにかぶさっている土を掘るために使います。具体的な切り株の撤去方法については後述していますので、参考にしてみてください。
伐採方法
伐採に必要な道具を準備し終えたら、実際に作業をはじめていきましょう。具体的なもみの木の伐採手順は以下のとおりです。
1.もみの木を倒す方向を決める
はじめに、もみの木を倒す方向を決めておく必要があります。とくに計画を立てずに木を伐採してしまうと、予想しない方向に木が倒れてしまい、非常に危険です。
2.受け口を作る
木を倒す方向を決めたら、実際に木を切っていきます。まずチェーンソーを使用して、木を倒す方向に「受け口」と呼ばれる切り込みを入れていきます。受け口は、ひざ下くらいの位置から、真っすぐな切り込みを入れましょう。そして、斜め上から、直線の切り込みに向かって切っていきます。横から切り口を見たとき、三角形の形になっていれば大丈夫です。
3.追い口を作る
受け口ができたら、その反対側に「追い口」と呼ばれる切り込みを入れていきます。追い口は、受け口の斜めに入っている切り込みに向かって、チェーンソーを入れるとよいです。木の幹の中心あたりまで切り込みを入れたら完成です。
4.もみの木を倒す
受け口と追い口を作ることができたら、いよいよもみの木を倒していきます。追い口にクサビを打ち込み、ハンマーなどを使って強くたたき込みましょう。すると少しずつ木が傾いてきます。木が倒れそうになったら、クサビで倒れる方向を微調整して、慎重に伐採をしていきましょう。木が倒れるときは、すぐに安全な場所に移動するとよいです。
5.倒したもみの木を処分する
もみの木を伐採し終えたら、きちんと木は処分するようにしましょう。木の処分方法については後述いたします。
危険な場合は業者に依頼
もみの木は大きく成長する庭木なので、伐採に慣れていない方にとっては、非常に危険がともなうものです。とくにチェーンソーを使用する場合は、使用経験がある方に手伝ってもらうと、より安全に作業できます。しかし、自分では伐採ができないと判断した場合は、伐採業者に依頼してみることをおすすめします。
弊社は、日本全国にあるさまざまな業者と連携しており、ご要望に合った業者をご紹介しています。24時間365日いつでも電話対応をおこなっておりますので、もみの木の伐採に関して悩みごとがある場合は、まずは一度お電話ください。伐採のプロが迅速に対応させていただきます。
もみの木の伐採を業者に依頼した場合の費用
これまで、自分でもみの木を伐採する方法についてみてきました。ここからは、伐採を業者に依頼する場合の費用や、優良な業者の選び方についてご紹介していきます。
もみの木が大きいほど費用は高くなる
伐採を業者に依頼すると、もみの木が大きくなるほど、費用も高くなっていきます。具体的には、「地面から先端までの高さ」「木の幹の太さ」「作業のむずかしさ」を考慮したうえで、伐採の料金は算出されます。
たとえば、周りに立木が密集していたり、障害となる建物や電柱などがあったりする場合は、作業難易度が上がるため、そのぶん料金が高くなってしまうことがあるでしょう。伐採費用の目安としては、庭木1本あたり2,000円からとなっております。
正確な伐採費用を知る方法
正確な伐採費用を知るためには、業者から事前に見積り金額を出してもらうとよいです。見積りをとることで、「どのような作業をするのか」「注意事項はあるのか」などを知ることができます。
また、複数の業者から見積りをとる相見積りをおこなうことで、より格安でサービスがよい業者を選ぶことができるでしょう。そのため、はじめから1社だけに絞らずに、複数の業者の料金やサービス内容を見比べてみることで、よりよい業者に巡り合えるはずです。
伐採業者の選び方
よりよい伐採業者を選ぶには、下記のような点に注目するとよいでしょう。ひとつずつ確認していきましょう。
・料金明細がはっきりしているか
業者の見積りをおこなったときに、伐採にかかる料金だけでなく、何にいくらかかるのかを把握しておくことが重要です。金額だけしか記載されていないと、後から追加料金を請求されてしまうこともあるでしょう。そのため、見積りの際には、料金明細がはっきりしているか、事前にきちんと確認しておきましょう。
・庭木1本単位でも対応してくれるか
庭木を1本からでも伐採をしてくれるのかを確認しておくことも重要です。1本だけの伐採というのは、出張費や人件費のコストがかかり、割に合わないと感じる業者も多いでしょう。しかし、「庭木1本から伐採可能」という宣伝文句を気に入ってもらうことで、次のサービスにつなげている優良業者もあります。
・ホームページがわかりやすく作られているか
会社のホームページがきちんと作られていると、信頼できる業者である確率が高いです。伐採の実績や料金体系、サービス内容などが明確に記載されているか確認しましょう。また、お客様の口コミも参考にするとよいです。とくに、よい口コミと悪い口コミを載せている会社は、お客様満足度の向上に努めている可能性が高いです。
・業者の規模だけで決めない
大手の業者に依頼するのか、地元の業者に依頼するのか、迷う方もいるでしょう。大手の業者に依頼するメリットは、大きな資本力にあります。充実した資本力によって、迅速な対応をおこなってくれる会社が多いでしょう。
一方、地元密着型の業者は、値段交渉に応じてくれたり、気軽にコミュニケーションをとったりすることができるでしょう。そのため、会社の規模にとらわれず、料金やサービス内容などをきちんと考慮したうえで、業者を選択するとよいです。
このように、優良な業者を選ぶには、まずは複数の業者から見積りをとってみることをおすすめします。弊社では、全国のさまざまな業者と連携しているため、ご要望にマッチした業者をご紹介しています。相見積りにも対応することが可能です。もみの木の伐採にお悩みの方は、ぜひお電話ください。
もみの木の伐採だけで終わりじゃない!後始末の方法
もみの木を伐採し終えた後は、きちんと後始末をしなければなりません。ここからは、具体的な後始末の方法をご紹介していきます。
伐採した幹の処分法は主に3つ
伐採した幹の処分には、以下のような3つの方法が挙げられます。伐採した後は、そのまま放置することなく、適切に処分するようにしましょう。
・燃えるゴミに出す
伐採した木は燃えるゴミとして出すことができます。ゴミとして出す際は、細かく切ってゴミ袋に入る大きさにしましょう。自治体によっては、伐採した木は粗大ゴミ扱いになることもあるため、事前に市や自治体の窓口などで確認しておくようにしましょう。
・クリーンセンターに持っておく
伐採したもみの木の量が多く、ゴミ袋に入りきらない場合は、クリーンセンターに持っていくとよいでしょう。クリーンセンターとは、市や自治体が管理・運営しているゴミ処理施設のことをいいます。クリーンセンターによっては、ゴミの重量によっては手数料が必要になってくることがあるため、事前にホームページなどで確認しておくようにしましょう。
・業者に引き取ってもらう
伐採したもみの木が多く、自分では処分しきれないと感じた場合は、業者に引き取り依頼をするとよいです。引き取りの費用は、木の幹の直径や枝の長さなどによって変わってきます。業者によってサービス内容がさまざまなので、自分に適した業者を選ぶとよいでしょう。
切り株を撤去する方法
庭木を伐採した後に残った、木の根の部分を切り株といいます。切り株を撤去するには、以下のような道具を準備して、適切な手順を踏むことでおこなうことができます。
〇用意する道具
- シャベル、スコップ
- 電動ハツリ機(ノコギリやチェーンソーでも可能)
- ブルーシート
〇手順
- ブルーシートを切り株の近くに敷く
- 切り株の根っこをシャベルやスコップで掘り起こす(掘り起こした土はブルーシートの上に乗せる)
- 根っこが見えてきたら、電動のハツリ機で切断する
- 切断することができたら、切り株を撤去する
- ブルーシートにある土を元の位置に埋め戻して作業完了
全部やってくれる業者もある
業者に伐採を依頼すると、後始末まですべてやってくれる場合もあります。しかし、業者によっては、伐採と後始末は別料金になっていることもあるでしょう。そのため、複数の業者から相見積りをとって、料金体系をきちんと把握しておくことが重要です。
弊社では、24時間365日いつでも電話対応をおこなっております。全国各地の業者からお客様にマッチした業者をご紹介しています。いくつかの業者から見積りをとって検討することで、優良な業者に出会えることでしょう。まずは一度、お気軽にお電話ください。プロがあなたのお悩みを解決してくれるはずです。